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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
生まれつき知能の低かった男性が、研究機関で治療を受けることで知性を身につけていく。知性を身につけることで失ってしまうものは何なのか。考えさせられる作品です。
後半数ページ、チャーリーの素直な気持ちで、つたない綴りを使って表していた観察記録が心に染みてきて、読みながらぽろぽろ泣いてしまった。 頭が良くなってから知ったチャーリーの家族は、予想とは違っており、妹のノーマは優しさのある大人に成長していたし、父は家を出て理容室を経営していたが、チャーリーを見ても気づかなかった(昔は母をなだめていたんだけれど)。母も気が触れていたようだった。 マリア、最終的に... 続きを読む »
未熟だが無垢な手記に始まり、薄れゆく記憶の中の手紙で終わる二十世紀の『失楽園』。文学史上最も美しい人とも言われるドストエフスキー作『白痴』のムイシュキン公爵を思わすチャーリイ像。違いは知恵の実を食べたこと。人々を置き去りに彼は天の高みへと舞い上がる。天上の孤独。そしてイカロスはやはり墜落す。地と交叉する瞬間、時は止められるか?追伸の二行に秘められた思い。同じ境遇なら私も禁断の果実を食べたであろう。... 続きを読む »
ちょっとそれはないだろと感じる部分もあったけど、テーマが面白いから気にせず読んだ。
SFってスゲーと思った。
読み終わってタイトルを見直すとずんとくる。
涙なくては読み切れない、名作。一冊だけお薦め本をと言われると、迷わずこの一冊。人間の感情と精神とその心を深く感じさせる。
知識って、考えられるって諸刃の剣だって考えさせられた。
それは幸福でもあり、不幸でもある。
文章体と彼を取り巻く環境の2つが読み進めていくうちに悲しみを誘う。 最初は誤字脱字が目立ち、ひらがなが多く、読んでいくのが大変な文章であった。 それが次第に誤字脱字が減り、漢字が多用され、読みやすくなっていった。 いつのまにか難しい熟語や単語が多くなり、最初の方とは違う意味で読みにくくなった。 そしたらだんだんと易しい言葉が多くなり、読みやすくなった。 そして最後にはひらがなや誤... 続きを読む »
知識のあるなしだけが人の幸せを左右のではないんだと考えさせられた。
ノンフィクションなのにリアリティーがあって終始、新鮮だった。
【おれの光りがおまえの暗闇よりいいなんてだれに言えるかい?死がおまえの暗闇よりいいなんてだれに言えるかい?】
いわずと知れた世界に名だたる本。
最初のほうの記述の仕方で最後までいくようならこの本は読めないなぁと思ってた(笑
今までみえていなかったものがみえるようになることは幸せなんだろうかとかいろいろ考えさせられる。
幸せという箱は、人はみんな同じ大きさの箱を持っていてそれがいっぱいになると人生が終わってしまうんじゃないかとときどき思う。
人によって、一切れのパンですごい幸福感を持つ人がいれば、大金を得ても幸福感を得られない人がいたりする。ただ、その幸福感の度合いが自分でも分からないのが悩ましい。でも、幸せという箱がいっぱいになって人生が終わると思うと少し未来が明るい気がする。
最初から最後まで悲しいお話。
知恵を得る前にはあったもの、無かったもの。
知恵を得るとともに得たもの、失ったもの。
その全てが皮肉なものであった。
全てを知ったうえで再び退化していき知恵を失ってしまうが感情だけは消えない。
うん、切ないです。
SFではなく文学作品
著者の表現もさることながら、真に評価されるべきは翻訳者の文章力であるように思う。
はじめは読みにくいです、凄く。
でも面白いです、凄く。
いわずと知れて名作で、日本でもドラマ化?したらしい。
SFのタグがついているものの、さほどSF要素は強くなく、SFが苦手な人でも抵抗なく読めると思う。
日誌という形で文体が書かれているのが面白い。
日ごろテレビのドキュメンタリーや、脳トレ番組で天才の育て方等やっているのを疑問に思っていたが、小説になるとまさしくこういうことだと思う。
幸せについてまた一つ考えるきっかけになった。
設定上仕方ないのだが、つかみである起の部分が、少し読みにくいのが難点か。
涙なしには読めない本
人に対する思いやりを大切にしようと思える一冊
チャーリーの経過報告書の文章の変遷がもう言葉にできない悲しみを誘う。
哀れと悲しみの感動の1冊。SFなのと翻訳故の読みにくさや、天才になった故に超人的知識を使いこなすのも読みにくかった。しかし、それを差っ引いても胸に迫るものはある。
精薄のチャーリーは脳手術を受け天才へと変貌してゆく。同じ手術を受けた白ネズミのアルジャーノンと競い合い。やがて知る自分と家族のおぞましい過去、知識と精神年齢のギャップ、愛、化物を見るような周りの視線。やがて訪れたアルジャーノンの急激な変調。その先へ待つチャーリーの運命は?
まだ胸が苦しい、切なくて。
知能障害をもつ人物へ,人体へ始めての施術.術後,彼の知能は瞬く間に驚くべき成長を遂げ始めた.しかしその一方で彼の周辺を取り巻く環境は反比例していく.そこで考えさせられる事はとてもとても感慨深く,人の幸せとは一体何なのだろうかと,そんな類のことを考えさせられた作品です.

ドラマを見たのをきっかけに読んだ一冊。超人的な知力で自分の将来を理解し、すべてを理解しながら、徐々に衰退していく自分自身を受け止める主人公の姿には、心が打たれます。そして、文章が理解できるんですが、主...





