24人のビリー・ミリガン 下 (ダニエル・キイス文庫 5)

  • 早川書房
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感想 : 93
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  • Amazon.co.jp ・本 (502ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151101052

感想・レビュー・書評

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  • 人から薦められた本。
    自分じゃあんま手ぇ出さない洋モノ…(笑)
    個人的に訳し家さんとの相性が悪かったせいか、面白いにも関わらず…
    読むのにえらく時間がかかってしまいました。(汗)
    あとがきにもあったけど、「人格ってなんだろう?」→「自分って何?人って??」って、
    色々、考えさせられる本でした。

  • ビリーの過去を振り返る内容で、普通の(フィクションの)小説のような感覚で読めました。
    但し最後の方は裁判記録のようになっていて、それまでの雰囲気とは違ってちょっと読みにくかったです…

  • 多重人格というテーマはとても興味深い世界に思える。想像できない世界だから。テーマはいいんだけど、主人公だけで24人。それに加えて目まぐるしく登場する関係者たち。頭の中が24の人格程度じゃ理解できないほどに展開はやすぎて頭に入ってこない。もちろん、それはノンフィクションであるからこその複雑さではあるのだけど、一方であまりに人格たちの心情が鮮明でリアルすぎて、逆にそんなに深くわかるわけがないフィクションぽさが強い物語に思えた。
    先日呼んだ永山則夫の物語に、偶然だけど境遇が似てるな、とも思った。

  • ビリー・ミリガンのなかには、じつに23もの別人格が潜んでいた。性格だけでなく、知能、年齢、国籍、性別さえ異なる彼らはなぜ生まれたのか。一貫した意識を奪われ、自殺を繰り返し試みるほどに追いつめられた基本人格のビリーは、いかに混乱をのりこえていくのか。そして世間の好奇と不信の目にさらされつつ進む裁判の行方は…多重人格という驚異の世界を通じて見えてくる人間の真実を温かな筆致で描き出す傑作実録(amazonより抜粋)

  • 事実は小説よりも奇なり。せめて今のビリーが幸せであることを願います。

  • 11005

    01/16

  • 何か、


    嫌なことがあったら、


    それは


    ダニーに引き受けてもらえば良い。


    その考えに救われて
    足を前に出すことが
    できた人がいるかも
    しれない。

  • 人格統合については、「五番目のサリー」の方が詳しい。
    というのも、あちらは小説として成功している。
    こちらはノンフィクションであるから、ミリガンを取り巻く状況によって、事がどんどん複雑になっていき、解決にはさらに時間がかかった。
    後書きなどに、その後のミリガンの様子が付加されている。
    それにしても、ダニエル・キイスの描き方は見事。

  • 解離性障害を持った人のお話。
    いろいろな人がいる。面白い。

    でも、作者はビリー寄りです。
    あくまでも小説だと思って、読む作品だと思う。


    (ドキュメンタリーから)

  • 読み終わったのが結構前なので感想が出てこない…、今度機会が有れば続編にも目を通したいです。

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