カメレオンのための音楽 (ハヤカワepi文庫)
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みんなの感想・レビュー・書評
手彫りの柩でやっと良作か!と思いきや、オチ弱すぎた。うーん、どれも狂気が作品のどこかに混じってて、読了感は決して良くない。晩年の作品だから仕方ないか。
カポーティ好きとしては、彼の作品はどれも珠玉に感じられてしまいます。この作品集は後期のもので円熟してきた感じがする人にはします。翻訳を野坂昭如さんがされています。
2009/
2009/
社交界を追放されて落ち込んだカポーティだが、アンディ・ウォーホルらと親しく付きあい、その中で生活を立て直そうと決意する。それは1979年ごろのことである。その中から生まれたエッセイや小品を集めたものがこの一冊である。
緻密。透明。だけどあともう一歩盛り上がりきれない。
第1部は文体が野坂昭如本人みたいで読みづらく感じた。
トロントに住んでいた頃、アメリカ政治について論文を書いていた当時の恋人に付き合って行った図書館で初めて読んだ。 北米の本屋って意外と品揃えが悪くて、大きいところでもカポーティの本は“冷血”くらいしか置いていなかったりする。 “カメレオンのための音楽”は、図書館にあった古くて黄ばんだカポーティ全集の中にようやく見つけた。そういうわけで夏の、冷房のよく効いた図書館のソファで、“私より重そう... 続きを読む »
私にとっての「盆と正月」カポーティを野坂訳で!!そんな素敵な事があって良いのか!?カポーティ作品の訳を多く手掛ける川本三郎さんバージョン(野坂訳版では解説を!)と読み比べるとさらに贅沢!!文体がいつもの調子じゃないのもちょっとおもしろい
カポーティの文章の巧さは、時にそれを全く感じさせないくらい巧い。アル中でヤク中でホモ
の天才が描き出す、その美しい世界にはひれ伏すしかない。

天才と言われていたカポーティだが、序章における8歳からの文章の訓練や創作に必要なことを幼少時から考え、実行してきたこと、彼の執筆における並々ならぬ努力は衝撃だった。
個人的に、ひさしぶりに小説を...





