エデンの東 新訳版 (1) (ハヤカワepi文庫)

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制作 : 土屋 政雄 
  • 早川書房 (2008年1月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151200458

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エデンの東 新訳版 (1) (ハヤカワepi文庫)の感想・レビュー・書評

  • 動物の持つ本能とは神への絶対服従。徹底的に個を奪ってしまう軍隊の絶対服従とは、人間が個を得る事で失った本能を絶対的な制度、つまり人工的な神の下に後天的に再生させるという試みなのだろう。除隊後、失った個を探し放浪するも、どこにも見つけられない主人公アダム。神を失い自分を失った心の隙間にサイコパスの魔の手が忍び寄る。餌食の匂いへの敏感さ、操作の過程、そのリアルさ克明さは著者自体の経験を感じる。解説によれば二人目の妻みたい。

  • 一度読了
    もう一度読む予定。

  • ジェームズ・ディーンの映画は高校生の頃に観た。社会科の先生に「あの兄弟は旧約聖書のカインとアベルがモデルだよ」と教えてもらったのを覚えている。その映画もこの大河小説の最後の一部分にすぎない。兄弟の祖父母と、作者スタインベックの家系の源から始まる物語は、米国西部開拓時代からそこでの生活が成立し、その地で人々がどう生きてきたかを教えてくれる。思ったより読みやすくてよかった。

  • 町田樹選手のファンだからというきっかけで読み始めたけどシーズン中に読み終わるかどうか。大河小説のいいところは登場人物が多いところで飽きずに読める。続いて2巻に進みますが、1巻終わった時点ですとチャールズ・トラスクの不器用かわいさ萌え。

  • 2つの家族が今後どこで関連してくるのか一巻を読んだだけでは予想できなかった。
    先の展開が期待できそうな感じだった。
    作品としては気に入りそうな感覚はあるので、早く先を読もうと思う。

  • 前々から本屋で見かけるたびに、読んでみたいと思いつつ、文庫4冊読み通せなさそうな気がして手を出せずにいた。でも、やはり気になっていたのだろう。最近通勤で電車に乗っている時間が長くなり、読書が進むようになったので、読み始めた。

    まだ1巻を読み終えたところだが、面白い。今後の展開が楽しみ。

    職業病的見方をすると、アダムの妻となるキャシーは、典型的なBPDだと思われる。この作品が書かれた第二次大戦直後、既にアメリカではこのようなキャラを有する人が散見され、「困った人」の烙印を押されようとしていたのだろうか?ある意味極端ではあるが、結構教科書通りの描かれ方をしているのが目に止まった次第。

    全巻読了の暁に、またレビューを。

  • これは素晴らしい!
    死ぬまでに読むべき!

  • 非常に読みやすい!
    内容はスタインベックの家族の話でノンフィクションと創作が入り混じって話が進む・・・スタインベックの故郷とか家族を思う気持が伝わってくる。
    シンプルな話だけに深みがある

  • もうかなり前ですが、図書館で借りて読みました(全4巻)
    映画はそんなに面白いとは思わなかったけど
    文章で読むと深かったし、印象的なシーンもありました。
    赦しとは何か?考えさせられた作品。

  • 有名処なので読んでみました。
    父と子、兄と弟、純粋さと合理性の対比をカインとアベルの話と3世代の家族の話をとおして考えさせる
    人間が神に与えられたものは権利だという話
    おもしろいが、ただし長い…

  • 前半~コネチカット州の農家に生まれた兄弟。温厚な兄アダムと奔放な弟チャールズ。父がアダムを可愛がったため、嫉妬したチャールズはアダムに暴行。父の死後、出所不明の高額遺産が兄弟に残される。

    後半~巡回売春元締エドワーズの怒りを買い、殺されかけたキャシー・エイムズ。瀕死のキャシーはトラスク家の玄関に辿りつき、気絶。チャールズは反対するも、アダムによってキャシーはトラスク家に保護される。キャシーに一目惚れのアダムは、彼女と結婚してしまう。

  • 登場人物がわんさか。おもろい。正反対の性格の兄弟。父の育て方。まだまだ序章。

  • 聖書のカインとアベルの物語をモチーフに、3世代にわたっての双子の兄弟と父親との確執を描くトラスク一家の物語。
    特に後半(3~4巻)はジェームズディーン主演で映画化されたので名前を聞いたことがある人も多いはず。彼が演じたのは双子の兄弟のうちの一人キャルだが、小説では後にキャルの父親になるアダムの子供時代から書き起こす。

    従順で平和主義者の兄アダム。
    暴力的で父親からの愛の欠如感にさいなまれる腹違いの弟チャールズ。
    「なぜ自分は愛されないのか。」悩む弟は兄を殺そうとまでする。
    そんな息子達の不仲を案じる父親は兄を軍隊へと送りこむ。

    そして、スタインベックをもって「魂の奇形」と言わしめるほどのトンデモない女、キャシー。美しい子供というマスクの内側に邪悪な心を秘め、大人や異性をたぶらかしていく悪女の幼少時代は壮絶だ。

    そして、トラスク家の双子とこのキャシーは出会うべくして出会うことになる。。。。

    スタインベックってまじめで退屈そう。というイメージを持っている人にこそ読んで欲しい作品。大河小説とはこのことでしょう。

  • アメリカのお話。
    アダムと父親の関係が素敵。

  • アダムとチャールズの兄弟の物語。軍隊に行き放浪の旅に出るアダム、農場に残ったチャールズ。キャシーとアダムの結婚。

    市川図書館
     2009年10月2日読了

  • 爆笑問題の太田さんがラジオで紹介おすすめしていて、

    おもしろそうだったので読み始めました。

    最近の読書のペースだとぶっちぎりに早いです。

    まだあと三巻もあると思うと楽しみであります。

    人間の愛への狂気と渇望はすごいものですな。

    なんだか似たものを感じたことはある気がするけれど、

    恐ろしいものです。

    内容として、いろいろ謎めいていることや、先行き見えないことが多いので、

    次々読みたくなります。

    読みやすいです。

    雰囲気として浦澤直樹の話が似ているなとか思っちゃいます。




    早く続きが読みたいのですが、お金がなく本が購入できなさそうなので、

    来月になってしまいそうです。

    なんでブックオフに売ってないんだ…。

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エデンの東 新訳版 (1) (ハヤカワepi文庫)の作品紹介

コネティカットの農家に長男として生まれたアダム・トラスク。暴力を嫌い、つねに平穏を求める従順な青年に育ったが、厳格な父サイラスの愛を渇望する腹違いの弟チャールズに虐げられ、辛い日々を送っていた。サイラスは息子の弱さと兄弟の不仲を案じ、アダムにインディアン討伐の騎兵隊に参加するよう命令するが…。アメリカ文学を代表する文豪が渾身の筆で描き上げた、父と子の物語の新訳版。

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