国境の向こう側 (ハヤカワepi文庫)

  • 早川書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151200755

作品紹介・あらすじ

全て新訳の巨匠グリーンの傑作短篇集。本邦初訳となる未完長篇の冒頭を含む16篇を収録

感想・レビュー・書評

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  • 文学

  • サスペンス、近未来的SF、ファンタジー、そしてミステリ。執筆時期も多岐にわたっているが、多彩な題材を多様な趣向で書かれた文章が味わえるお得な短編集。それぞれの訳者による各編の冒頭に記された短い解説が親切だ。

  • 最後の言葉、英語放送、将軍との会見がよかった。

  • 帯には「移りゆく時代と人々を皮肉な眼差しで捉えた」とあるが
    私が、通して感じたのは「ほろ苦さ」

    短編集だから短いのは当然としても
    物語自体は読みやすく、スイスイ読んでしまうのだが、
    読み終わってグッと噛締めて、もう一度最初のページに戻って
    読み直したりしてしまう。
    鈍感な凡人が、日々の生活や他人との関係で流してしまい
    結果を目にした後に気づいたり、あの時の本当の意味
    物事や世界の無情・無常な本質をチクリ、ズバリ、と突かれて
    ハッと理解して、巻き戻せない時間を後悔したりする、そんな感覚。

  • その未完長編は、翻訳の予定あるのかな?

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    「〈グレアム・グリーン・セレクション〉全て新訳の巨匠グリーンの傑作短篇集。本邦初訳となる未完長篇の冒頭を含む16篇を収録」

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著者プロフィール

Henry Graham Greene (2 October 1904 – 3 April 1991)

「2012年 『なぜ書くか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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