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- Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
- / ISBN・EAN: 9784151200755
作品紹介・あらすじ
全て新訳の巨匠グリーンの傑作短篇集。本邦初訳となる未完長篇の冒頭を含む16篇を収録
感想・レビュー・書評
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文学
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サスペンス、近未来的SF、ファンタジー、そしてミステリ。執筆時期も多岐にわたっているが、多彩な題材を多様な趣向で書かれた文章が味わえるお得な短編集。それぞれの訳者による各編の冒頭に記された短い解説が親切だ。
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最後の言葉、英語放送、将軍との会見がよかった。
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帯には「移りゆく時代と人々を皮肉な眼差しで捉えた」とあるが
私が、通して感じたのは「ほろ苦さ」
短編集だから短いのは当然としても
物語自体は読みやすく、スイスイ読んでしまうのだが、
読み終わってグッと噛締めて、もう一度最初のページに戻って
読み直したりしてしまう。
鈍感な凡人が、日々の生活や他人との関係で流してしまい
結果を目にした後に気づいたり、あの時の本当の意味
物事や世界の無情・無常な本質をチクリ、ズバリ、と突かれて
ハッと理解して、巻き戻せない時間を後悔したりする、そんな感覚。
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