三幕の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

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制作 : Agatha Christie  長野 きよみ 
  • 早川書房 (2003年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151300097

三幕の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)の感想・レビュー・書評

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  • エルキュール・ポアロ・シリーズ

     元俳優チャールズのパーティーで毒殺された牧師。その後ほとんど同じメンバーで行われたパーティーで同じように毒殺されたチャールズの友人。サタスウェイ、エッグとともに事件の調査に乗り出す。ポアロの協力。チャールズの恋と事件の真相。

     2009年11月29日購入

     2010年1月23日読了

  • 第一幕では、引退した俳優チャールズ・カートライトが開いたパーティーで、無害で敵がいたとは考えられない牧師スティーヴン・バビントンが殺されます。第二幕では、医師であるバーソロミュー・ストレンジが開いたパーティーで、バーソロミューが殺されます。二件の殺人事件は状況がそっくりでした。そして、第三幕でも、殺人事件が起きます。

    チャールズと、美術・演劇のパトロンであるサタースウェイト、チャールズに恋するエッグの三人がこの事件に挑み、そこにポアロが加わります。この物語ではチャールズが主役でなくてはならず、ポアロは助演として、真相へと導きます。

    第一の殺人事件は、“ひじょうに奇妙な動機(p342)”でしたが、一連の事件の動機は、“シェルシェ・ラ・ファム(犯罪の裏に女あり)(p365)”という格言のとおりでした。今回もポアロの推理には感心させられました。
    元俳優が出てくることもあり、舞台のような物語だと感じました。

  • いつまでたってもポアロが表舞台に出て行動しないので、いささか物足りなく思っていたら、あらまぁ、演出家というか脚本家というか、すっかり謎解きの指揮は取ってくれてあっぱれの構成に脱帽です。

  • 元役者の家のパーティで牧師が突然亡くなる。招待客として偶然居合わせたポワロも含めて自然死と判断するが、これを殺人と睨んだ役者とその友人たちは独自の捜査を行い…。


    終盤のどんでん返しは意外性はあるものの少し無理がありすぎるのでは。タイトル通りの非現実的なドラマチックすぎるストーリー。

  • 元俳優チャールズが催していたパーティーで、参加していた近所の老牧師が急死。
    ただの老いた善人で恨まれるようなこともないため、偶然居合わせたポアロはじめ全員が事件性はないと考えた。
    数カ月後、今度はチャールズの友人であったストレンジ医師が催していたパーティーで、ストレンジが急死。
    検死の結果、ニコチンによる毒殺であることがわかった。
    老牧師も全く同じような状況で死んでいたこともあり、老牧師も毒殺ではなかったのかという疑いが持ち上がる。
    おそらく同一犯だろうということで、チャールズのパーティーとストレンジのパーティーの両方に参加していた7名が怪しいという事で、チャールズ、パトロン サタースウェイト、チャールズに恋している若いお嬢さんエッグ、そしてポアロ、4名による犯人探しが始まって…、というようなお話。

    これはすごく良かった。
    犯人の動機自体は今の感覚からするとちょっと納得しかねる部分はあるが、それはまあ時代が違うので仕方ないとして、そこ以外は完璧。
    引退した俳優が主役なのもちゃんと理由があるのがいいなあ。
    んで、あまりにも良かったので2回目の読み直しをしているのだが、結末がわかっていてこそ楽しめる記述もそこかしこにあって、2回目を読んでも面白い。

    これはよかった。★5つ。

    ---

    Wikipediaを読むと、最初アメリカで1934年に発売された時のタイトルは「Murder in Three Acts(三幕の殺人)」で、翌1935年にイギリスで「Three Act Tragedy(三幕の悲劇)」として発売されたようだ。
    んで、私が今回読んだハヤカワ版(クリスティー文庫 長野きよみ訳)はイギリス版を訳したものだそうでタイトルは「三幕の殺人」。一方、創元版はアメリカ版を訳したものでタイトルは「三幕の悲劇」、ということらしい。
    あれ? タイトルが逆になってないか?
    アメリカ版とイギリス版では若干真相が違うということなので、創元版も読んでみよう。

    https://en.wikipedia.org/wiki/Three_Act_Tragedy
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%B9%95%E3%81%AE%E6%AE%BA%E4%BA%BA

  • 三人の素人探偵が物語を引っ張り、エルキュール・ポワロが完全に脇役に回る異色なストーリー。最初の事件でポアロがあっさり事件性を否定するのは違和感を覚えますが、プロットはよく練られていますし、クリスティらしい意地の悪い仕掛けも炸裂するので、概ね出来の良い作品だと思います。
    ただ、一人目の殺人の動機は納得がいくものの、その為にリスクを冒せるものなのかと考えると微妙に感じてしまいます。

  • ポアロシリーズ。またしても犯人が最後までわかりませんでした。ちょっと悔しい。確かに二人のうち、どちらかだとは思っていたのですが、理由がまったくわかりませんでした。
    最後のポアロのセリフがユニークで素敵。

  • ポアロの灰色の細胞の老化が目立つ

  • 図書館にて借りる。

  • 久しぶりにポアロを読んだ。ポアロの出番が少ないけど、その分出てきた時のポアロの独擅場が気持ちいい。

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