複数の時計 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

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制作 : 橋本 福夫 
  • 早川書房 (2003年11月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151300295

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複数の時計 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 1963年というクリスティにしては晩年に近い作品。
    ポワロ物だが登場は後半。

    ドラマを見たら原作と違うようだったので、再読。
    そう探偵役というか語り手がコリン・ラムだったよね。
    レイス大佐の息子の人格に疑いがかかるような改変でした。不自然に思えた部分はほぼ改変。まあさらっと見ればいいんだけど。

    高齢で盲目の女性ペブマーシュさんの所へ、秘書斡旋会社から派遣された若い女性シェイラ・ウェッブ。
    名指しでの依頼で、入って待っているように言われた部屋には、時計がやけにいくつも置いてあった。
    そして、ソファの陰には男性の死体が!
    悲鳴をあげて飛び出してきたシェイラを受け止めた若い男性コリンは、ある仕事の捜査に来ていたのだったが…?
    ウィルブラーム・クレスントという三日月型に2列に並んだややこしい家並み。裏庭が接しているのだ。
    クレスントとは、新月の意味。クレスントというのは実際に幾つかある地名らしい。

    見えそうで見えない隣近所。
    ペブマーシュさんは秘書を依頼したことはないという。
    男性のことは近所の誰も見たことがない。
    各家の住人達の個性が面白い。
    猫を14匹飼っていて、猫のことしか見ていない隣人とか。
    男の子二人の子育てに疲れ切っている主婦とか。
    たまたま警部と友人だったコリン・ラムは捜査にも同行。
    シェイラへの好意をからかわれつつ。
    半ば隠退して、退屈しているポワロに連絡を取る。ヘイスティングスは南米に行ってしまったとか。
    さて、ポワロの推理は。

    後書きは脇明子さん。
    巻末の著作リストが親切。

  • タイピストが登場するミステリーという点に惹かれて読んだクリスティー作品。奇妙な殺人事件。個性的な隣人たち。スパイ要素もあり。お馴染みの名探偵ポアロが主人公ではなく、ゲスト的扱いで公物語後半から登場。もったいぶりながらしっかり美味しいところを持っていく老人探偵。推理しながら読むのは楽しかったけど最後の最後で正直なところ え?!というような終わり方だった。タイトルの複数の時計が実は…若干拍子抜け。犯人が誰かわかりそうでわからない感じが楽しい。

  • クリスティ長編#54(ポアロ)

  • 「ことにワトスン医師というすばらしい人物の創造。あれはまさに大成功だよ。」
    「あの愛すべき友。ヘイスティングズ。きみにも幾度となく話したことのあるわが友、ヘイスティングズ。」
    歳をとったポアロのこういう発言はなんだか切ない。

  • 数あるアガサ・クリスティ作品としてそれほど目立ったものがあるとは思いませんでしたが、1960年代の作品とあってか当時ブームとなったスパイ要素が加味されていてそこが面白かった

  • ポワロおじさんはソファに座って事件を鮮やかに解く。
    スパイもののような展開もあり、その時代の、というか、語り手の?社会主義に対する目線もあり、おもしろい。
    読むのに、ちょっと時間がかかりましたか、ね。

  • タイトルからして時計が重要な役割を担っているのかと思いきや、時計である必要性はなくしょぼい解答で拍子抜け。
    また、話はダラダラと長いですし、ご都合主義的な展開が多く鼻につきます。ポアロによるミステリー評論も感心する内容ではなく、総じて不出来な印象です。

  • ポアロはほとんど登場せず。
    おいしい所だけちゃっかりと持っていく。

    主人公の出番が少ないのは
    「バートラム・ホテルにて」と似ているが、
    それと比べると物足りない。
    ポアロもので彼の出番が少ないのはいまいちかも。

  • ポアロシリーズ久しぶりだぁ。
    でも、あんまりポアロ出てこなかった。。。の割に、面白かった。
    最初読んでたときは犯人を予想出来てたんだけど、いろんな人が次々に出てくるもんだから、頭の中こんがらがったよ。
    ほんと、ポアロの言うように真相は単純だったわけですね。
    しかし、その犯人とは別に衝撃的な真実も最後にわかってびっくりしました。あれは予期せぬことだった。
    盲目のペブマーシュさんの毅然とした態度、素敵です。
    もっと、彼女を登場させてもらいたかった。
    したら、もっと感慨深いものになったのに。。。ざーんねん。

  • 思わせぶりなタイトルだなあ。
    思わせぶりなタイトル…ということがポイントなのかな。
    あまり印象に残らない話だった。
    ポワロの出番も少ないし。

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