- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784151300677
感想・レビュー・書評
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このトリックは絶対忘れないだろう、というミステリは今まで読んできた中で何冊かあるけど、これはその一冊。とにかく驚いた。初読の驚きをもう味わえないのが本当に残念…。何十年かしたら忘れてくれているかも?
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短編を読み、2019年6月放送のBSでのBBCドラマを見、DVDで「情婦」を見た後で読んだ。「情婦」はこの戯曲をほとんど忠実に映画化しているのが分かる。読んでいてもディートリッヒが眼に浮かぶ。短編はメイヒューの、長編は妻の物語か。3つ続くどんでん返し、特に映画の最後はとても印象的なのだが、文字にして読むと、短編の方がいいな。短編は一つのどんでん返しだがその一つが底知れぬ余韻があった。
1954発表
2004刊 図書館 -
ミステリ
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2018/12/18 41冊目
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お初のアガサ・クリスティー。
しかし読んでてめっちゃ既視感あるわ〜と思ってたらまさかの映画で観たやつ‼︎‼︎
タイトル違うからずっとオマージュ作品でも観たのかな⁇⁇とか思ってたわ…
でも面白い。
台本ちっくなのも良き。
また別の作品も読んでみたい。 -
どんでん返しの醍醐味が凝縮された古典的戯曲作品
この短さで、ラストの何重にもひっくり返る超どんでん返しは他にはない。もう完成されたエンディングだ。さすがの作品で文句のつけようがない。 -
クリスティの戯曲で、映画「情婦」の原作。どんな話かというと、ある青年・レナードが、懇意にしていた老婦人を殺害した罪で逮捕される。レナードは、弁護士であるウィルフリッド卿に弁護を依頼するが、検察側の証人として現れたレナードの妻は、レナードに圧倒的不利となる証言を行う……、という内容。タイトルからも分かる通り、法廷サスペンスです。
先に映画を見てしまったため、ストーリー展開も結末も知ってはいたのですが、それでも面白かった。見事としか言いようがない。さすがミステリの女王。古い作品ですが、今読んでも、まったく古さを感じさせない、極上のサスペンス。読みやすさもピカイチ。
ただ、正直に言うと、映画の方が面白かった。このストーリーは映像で見るのが一番。もう少しいえば、戯曲で見たかった。戯曲で見たら、もっと驚きがあったはず。それだけが残念……。
欠点は、映画のタイトル。『情婦』。誰だよこれ考えたやつ。アホでしょ。 -
二転三転した挙句、衝撃の結末!
面白かった。 -
初戯曲。初法廷劇。馴染みないスタイルだったが、ほぼ会話分だけなので読み易い。
二転三転する話はお見事。最後はちょっと可哀想だけど。