死の蔵書 (ハヤカワ・ミステリ文庫 タ 2-1)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (548ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151704017

感想・レビュー・書評

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  • 翻訳ミステリーに魅せられた頃に読んだ作品が懐かしくなり、再読。
    主人公のクリフォード・ジェーンウェイの店で、価値のある初版本を見分ける修行を積み、稀覯本探しの旅に出たくなった。
    リタ・マッキンリーは詐欺師なのか?最後まで謎のままで読み進み、最後に「わぁ?!そうだったのか~!」と驚かされた!
    コロラド州デンバーの地図を眺めながら、作中に出てくる地名を探すのも楽しかった。
    541ページを一気読みしてしまった。

  • 古書業界を舞台に古書好きの主人公ジェーンウェイが、古書の掘り出し屋が殺害された事件の真相を追うお話です。
    古書業界が舞台になっているだけに、あちこちに古書に関する蘊蓄がちりばめられていて、本好きにはたまらない内容です。
    作品の雰囲気はハードボイルド風ですが、謎解きの部分も最後まで真相がわからず楽しめました。

  • 最高!!って訳ではないけど、かなり良かったと思う。

  • 一気に読んだ。場面展開のテンポや伏線の仕掛け方が上手く、ストーリーが謎解きを邪魔しない。

  • この本のことを知らなかったので、読み終わってすごく得した感じ。
    題名通り 本(稀こう本)を巡るミステリー。

  • 最後の1行に思わぬ展開が待ち受けていた作品…。

  • 面白かった。
    このボリュームで最後まで飽きないのは凄いな。

  • 10年くらい前に読んだことあったけど再読。すごくおもしろかったこと以外よく覚えてなかったのでまた楽しめた。ジャッキーの話とボビーの話が平行して進んでいって、特に交わらないけどおもしろい組み立て。登場人物のキャラもみんなよく立ってて、ミス・プライドをあっさり死なせてしまうあたり「え?」って感じでサプライズもいい。古書の薀蓄も興味深いし、作者が起死回生を狙っていろいろを盛り込んで力を込めて書いた小説だということがうかがえます。3冊分くらいのネタが盛り込まれてる気がしてぜいたくだなーと思った。いろいろ入れすぎるとかえってわかんなくなっちゃうことが多いけど、これは見事に成功している。

  • これまで"古本掘出し"という仕事を知らなかったのですが、がぜん興味が湧きました。といっても私ではどうにもならないですが。次々に登場する本のタイトルにドキワク。

  • 幻の特装本を読む前に、この本を!アメリカの古本業界を知ることが出来る最高の読み物。ストーリーも最後まで飽きさせない展開。

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