失われし書庫 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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制作 : John Dunning  宮脇 孝雄 
  • 早川書房 (2004年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (588ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151704086

失われし書庫 (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 再読。
    無駄な人死にが多すぎて切ない。その人殺す必要あったか!?っていう。
    歴史ミステリ的な部分が良かったです。

  • 帯表
    八十年前に失われた稀覯本の山と幻の作家の真実・・・
    元刑事の古書店主クリフに再び人生の転機が訪れる!
    『死の蔵書』『幻の特装本』に続く古書店探偵クリフ・ジェーンウェイ・シリーズ最新作

  • ミステリ好きなのですが、こういう埋れた謎を追う物語も面白いな!と思った一冊(*´﹃`*)いや、これもミステリか?(o゚ω゚)作者とその本の謎が次第に紐解かれて行く感じにワクワクし、その中で生まれた友情に感動(๑′ᴗ‵๑)海外作品はあまり読まないのですが、これはワクワクしたなぁ★最後は少しフワッと終わった感じ?

  • 借りたけど読めなかったやつかな?
    メモだけある。

  • 「古書薀蓄ミステリー」とは帯の言葉。南北戦争を巡る大河ドラマ的展開に引き込まれる。シャーロック・ホームズシリーズ中の「聖徒たちの国」とか一連の新大陸ものの雰囲気を感じた。

  • 話の展開が良く出来ているが、謎解きの楽しさは少ない。登場人物達の会話が気が効いているが、読み難くもある。

  • シリーズでこれだけ趣向変えれるのはすごいな~
    過去の話んとことかすごい好き。

  • クリフ・ジェーンウェイ・シリーズ第3作。今回は古書の世界からちょっと離れて、南北戦争前夜の歴史ミステリーっぽい部分が多く、そこが面白い。色々仕掛けの多いストーリーで楽しめるが、ラストはちょっと弱いか。

  • 元刑事で、今はデンヴァーで古書店を営むクリフ・ジェーンウェイを主人公とする古書ミステリシリーズ三作目。二作目の活躍で、思わぬ大金を手にしたクリフは、リチャード・バートンの稀覯本を競り落とす。ところが、それを聞きつけた老嬢がクリフの店を訪れ、その本は祖父が奪い取られた蔵書の一冊だと話す。

    日本では『千夜一夜物語』の訳者として知られるバートンは、語学の達人で世界中を股にかけた探険家でもある。そのバートンが、ボルティモアを訪問した際、老嬢の祖父チャーリーと意気投合し、南北戦争前夜のアメリカ南部を一緒に旅することになった。友情の記念に献本してくれた著書にはバートン自身のサインが記されている。

    バートンの本をめぐる殺人が起こり、クリフは老嬢の意思を尊重し、失われてしまった蔵書の謎を解くことを心に誓う。謎解きが主体のミステリなので、あまり詳しく内容に触れるとネタばれしてしまう危険があるので、中身の紹介はこれくらいにしておく。

    「歴史ミステリ」というジャンルがあるらしいが、古書探索の薀蓄が楽しい、このシリーズ。作者はマンネリ化を警戒し、一作ごとに新味を出そうと工夫しているようだ。今回は、バートンの伝記の中にある空白部分を「謎」として、提出することで、現代に起きた殺人事件を描くミステリの中に「歴史ミステリ」をはさんだサンドウィッチ状のミステリを書いた。

    味としては、外側のパンは馴染み深い味だが、肝心の中に挿んだ具の味にあまりなじみがなく、個人的な感想を述べることを許してもらうなら、少々違和感が残った。決して不味いわけではないのだが、パンと具のマッチングが上首尾で最高のサンドウィッチになっているとは言いがたいのだ。

    一人称の語りと、気の利いた会話が特徴のハードボイルド探偵小説と、古書にまつわる謎解きをからめた独特の味わいは今回も健在で、その部分は十分に楽しめる。登場人物が善人と悪人の二種類に色分けされすぎるきらいはあるが、それすらも「意外な犯人」というミステリの常道を生かす叙述にプラスに作用しているといってもよい。

    タフガイぶりは相変わらずだが、暴力に対する忌避感が薄いところが少々気になる。一度暴力を振るうと高揚感がとまらないところがある。もっともそれが災いして刑事をやめ、古本屋をやることになったという設定だから、無理もないのかもしれない。それと、昔なじみの顔役を使って相手に脅しをかけるのも、あまりほめられたやり方だとは思えない。これは個人的な好みの問題だから小説の出来とは関係ないが。

    アメリカ人にとって、南北戦争というのはどんな時代になっても忘れられない歴史なのだろう。その歴史的な事実とリチャード・バートンという人物をからませるという発想はすぐれていると思う。日本なら辻原登が採りあげそうな話題だ。残念ながら、南北戦争に興味を持つ日本人は、そうは多くないだろう。ただ、リチャード・バートンについては興味を持った。バートンとスピークを主人公にした『愛と野望のナイル』は、かつて見たことがある。DVD化されていれば、もう一度見てみたいものだ。

  • R・バートンの稀覯本を入手して一躍時の人となった古本屋のクリフを、それは私の書庫から盗まれた本だと主張する老婦人が訪れた。彼女の祖父はバートンと交流があり、献本で埋め尽くされた一大書庫を持っていたのだが、祖父の死と同時に騙し盗られたという。彼女の頼みで失われた蔵書の探索を始めた矢先、クリフの周囲で強盗殺人が。だが元刑事のクリフの勘はこれは計画的犯行だと告げていた…。

    原題:The Bookman's Promise (2004)
    訳者:宮脇孝雄

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