庭に孔雀、裏には死体 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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制作 : Donna Andrews  島村 浩子 
  • 早川書房 (2001年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (516ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151724510

庭に孔雀、裏には死体 (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想・レビュー・書評

  • とうとう海外ミステリーにも手を出すことにして、何かの雑誌で紹介されていたこの本を読んでみました。
    探偵役の主人公は女性鍛治職人。うーん、まず鍛治職人というのがピンとこないのですが、普通の女性より力が強いということだけのようだったので気にしないことに。アメリカでは一般的な職業なのでしょうか、鍛治職人。
    随所にアメリカらしさを感じつつ、謎解きも楽しめるユーモアミステリーです。

  • しっかり者で、フェミニストで、皮肉屋の主人公メグが、母、親友、弟の彼女のために結婚式の準備に奔走する。ところが母の結婚相手の義理の姉が殺されて…。家族・親戚とも変わり者が多くてとても面白い。特にお父さんが素敵。こんな家族楽しいだろうなぁ。大好きな本の一つである。

  • 桜庭さんの読書日記から手に取りました。忙しそうだけどほのぼのしてて面白かったです。3組の結婚式のお膳立てを押し付けられたメグがなんともいい味を出してます。メグとマイクルの会話が好きです。

  • くすくす笑いながら読める。
    恋愛青春小説ミステリ。
    謎解きより掛け合いが面白い。

  • 母と弟と友人の結婚式の準備に忙殺されるメグ。
    誰も彼もが勝手気ままに無理難題を押し付け、挙句家の裏で見つかった死体の犯人探しまでする羽目に…!

    メグが自ら苦労を背負い込むようなタイプでありながら、健気さとか悲壮感とかとは無縁なのは本人があらゆる場面で周りに突っ込みを入れて毒づくせいか。またその突込みが的確で面白い。
    明るくて前向きで、怒りながらも突進していく。とても魅力的な主人公。
    そして今回、犯人捜しの中心を担うメグの父親。独自の理論と方法でメグを巻き込みつつ、信じた道を突き進む。
    最初の死体を事故ではなく事件の被害者だと証明するためにあれこれする様子は、きちんとした探偵や警察が行っていたらなるほど!と思わせるものだけど、彼の場合は単なるちょっとおかしな行動にしか思えない。
    それはきっと、そこに巻き込まれて毒づいているメグの存在があるからだろう。
    さらに巻き込まれ型のメグのキャラクターを描きつつ、父親の尻拭い(父親だけじゃないけど)が当たり前のようになっている二人のの関係をさらりと提示している。
    これがあってラストでの謎解きシーンがさらに生きてくる。
    そこでも父親の跡を継いで犯人と対決するという責任を押し付けられるのはメグなのだ。巧いなぁと思う。
    他に出てくるすべてのキャラクターも個性的で、恋する二人にはお約束のように邪魔が入ったり、小さな町ながらの人間関係に呆れたり、読んでいて実に楽しかった。
    ミステリ部分は正直イマイチだったけど、シリーズの続きを読みたいと思わせてくれたことで点数は甘めにつけてみた。

  • 気軽に読める、というにはあまりに分厚すぎるこの本だがページをめくる指はさくさくと進む。

    主人公はコンプレックスだらけの女性。シングル。しっかりしていて、人にものを頼まれやすい。
    彼女がひとつの夏に三つの結婚式を取り仕切ることを頼まれ、奮闘する話。

    登場人物の1人1人がコミカルに描かれ、
    ロマンスの描写もおみごと!
    技ありの一冊!

  • 主人公のメグが周りの個性的なキャラに振り回されながらも謎を解いていくミステリー。しっかりした推理小説でありながら笑いを忘れない。読後感がさわやかです。

  • 主人公メグ。鍛冶屋?(鉄細工の職人?)なんといっても、変わり者ののメグの家族が大好き。
    自分の母親、親友、弟の結婚式(3つ!)の準備に翻弄される中、母親の結婚相手の元妻の妹が殺される。
    その後、誰を狙ってか、料理に毒が盛られたり、わながしかけられたり。メグは3つの結婚式の準備と犯人探しに翻弄される。
    メグってすごい。
    あ、そだ。ゴージャス・マイケルも忘れちゃだめだ。この本で、すんごーいかっこよい人のことをゴージャスって言うんだなーって実感した。

  • 久しぶりに海外の推理小説。
    3つの結婚式の段取りを任せられた主人公メグが事件に巻き込まれて探偵もすることに。。どんどん事件が起こって人も亡くなりますがとても明るく読めます。事件よりも、私は結婚式の段取りをつける方がどう考えても大変に思えました。個性的なキャラクターが印象的です。

  • 三つの結婚式の準備を平行して進めるって、そりゃまー大変だろうなと主人公に同情してしまいます。そのうえ探偵までするなんて、君はなんてお人好しなの(笑)。

  • 三人の女性の結婚式の面倒をみなければならなくなった、メグ・ラングスローの苛酷な夏物語。

    読んでいる間中くすくす笑いが止まらないような、上質の笑いを提供してくれるお話です。

    私はこの本、もう五回くらい読み返してしまいました。

  • ‘私’が久しぶりに故郷のヨークタウンに帰って来たのは、親友・弟の婚約者・母親、の3人の花嫁の付添人(メイド・オブ・オナー)を務める為。とにかくこの3人、何事も自分達では決められない癖に次から次へと「ちょっとすてきな事」を思いついてくれる上に‘私’がそれを実現する為に奔走するのは当然の事と思ってくれてるから、ほんとにもう!ドレス選びに招待状の手配に式の前に催すパーティの準備…なんですって?式に彩りを添える為に孔雀を調達して来い?!とにかくそれでなくてもやる事は山積み、なのに、あるパーティの後に行方不明になったご婦人が、家の裏から死体で発見されて…

    登場人物がとっても魅力的、っていうか、映画的?コメディ・ロマンス・ミステリー、って感じの作品です。現実よりもちょっとだけ戯画化されたキャラクター、奇人変人ぞろいの主人公の親戚達が、良い味出してます。

  • ほぼ同時期に執り行われる母親、親友、弟の 3 つの結婚式をなぜか手弁当で取り仕切ることになったメグは鍛冶屋の仕事を一時休んで郷里に戻り、母親、親友、義理の妹になる弟の結婚相手のわがままに振り回されつつ準備を進めていた。母親の再婚相手はぱっとしない退屈な男だし、母親は自分では何一つ仕事をしないし、親友は次から次へとおぞましいアイデアを思いついては無理難題をふっかけてくるし、義理の妹になる女はものすごくいけすかないし、結婚準備のために出向いた仕立て屋で出会ったメグの理想からこしらえたようなハンサムな男はゲイ、とくれば、己の身を嘆きたくもなるというもの。ところが不運はこれで終わるどころか、ほんの始まりだったのだ。慌ただしい式の準備のなか、次々に人が死んでいく。近隣住民は古くからの知り合いや親族ばかりだし、いったい誰がこんなことを? 元医師の父親ははりきって捜査に乗り出すが…

  • 母と親友と弟、3つの結婚式の花嫁付添人を頼まれたわたしは、式の準備に追われていた。衣裳選び、式に彩りを添える孔雀の調達などと、やることは山ほどあるのに、家の裏から死体が見つかったせいで、ミステリ好きの父にひっぱられて犯人捜しをするはめに…。メグと変人揃いの親戚一同の活躍。謎解き、ユーモア、ロマンスが融合したアガサ賞、アンソニー賞、マリス・ドメスティック・コンテスト受賞作。

    原題:Murder, with Peacocks (1999)
    訳者:島村浩子

    ハヤカワ・ミステリ文庫 (2001.04)

  • いまひとつ。三つの結婚式のメイドオブオナーを任せられた主人公が準備に奔走、そんななか殺人事件が起こり…という筋は面白いのだけれど、無駄に長すぎる。この話に500ページはいらんだろ…
    三分の一くらいにスッキリおさめてくれれば、楽しい話だったと思う。

  • かなりドタバタしたコメディー風のミステリでした。
    主人公は3つの結婚式の花嫁付添人をすることになっているんですが、それがもう信じられないくらい大変そうなんです。ていうか、花嫁全員、普通じゃ考えられないくらい勝手気まま、わがまま放題なんですよ。私だったら絶対耐えられません……。
    で、準備に振り回されてバタバタしてる間に殺人が起きて、主人公はそれを(積極的に)解くつもりはないまま色々関わっているうちに、最後の最後でヒラめいて解決しちゃうんですね~。
    読んだ感想は“なんか疲れた”って感じでした(笑。だって、殺人の謎より、花嫁達や親戚達のわがまま・変人ぶりに右往左往するんですもん。
    でもユニークな登場人物達ばかりで、ぶっ飛んでて面白かったです。
    大勢参加する騒がしいパーティー、ちょっと参加してみたいかも?
    それにしてもアメリカも日本同様、小さな町ではあっという間に噂が広まって誰も彼もが好奇の視線……人間って変わらないですね。

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