絶叫 (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 21-2)

  • 早川書房
3.61
  • (2)
  • (7)
  • (9)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 42
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (537ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151733529

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1997年発表
    原題:Likely to Die
    「断たれた叫び」改題

  • マンハッタンの女性検事アレックス・クーパーのシリーズ第二作。
    作者はアレックスと同じ性犯罪訴追課を指揮していた現役の検事(デビュー当時)。
    快調に翻訳されているようです。

    一作目の事件の後、重大な事件の捜査からは遠ざかっていたアレックス。
    大病院の女性医師が襲われた事件で、名コンビの刑事マイクに呼び出され、捜査に乗り出します。病院内の入り組んだ人間関係を探るうちに、第二第三の事件が…
    優秀な同僚や信頼出来る友達に囲まれ、手際良く指揮していくアレックスの快活な姿は、事件の深刻さもあまり感じさせないほど。
    何しろ金髪で美貌、恵まれた育ちで明るい性格、バレエで鍛えた脚が自慢の34歳。独身だけど別れた恋人とも良い関係だし、新しい出会いもある… これほどポジティブな単語が頻出するミステリも珍しいのでは。
    コーンウェルのような筆力はないけれど、かえって読みやすいかも。
    原題は「Likely to Die」

全2件中 1 - 2件を表示

リンダ・フェアスタインの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×