- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784151743511
感想・レビュー・書評
-
手軽に読める短編集。
クイズ形式なのでしっかり考えながら読むので、
思った以上に読む時間はかかったがじっくり楽しめた。
ホームズになったつもりで挑戦してみたが、知識量がまだまだ足りませんでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2分間で楽しめるミステリーが71編詰まった短編集。というよりも71問のミステリークイズといったところ。仕事の昼休みや出張の移動中にちまちま解こうと考えていたが…2分間では解けない!難しい!結局3割しか正解できず(笑)だって「犬は色の区別ができない」とか「ブロンズは岩に当たっても火花が散らない」とか分かりません!でも、続編があるようなので、正答率上げるように知識増やさないと!それにしてもハレジアン博士が行く先々で物騒な事件が発生しているとなると…本当に怪しいのは…
-
# 概要
推理小説とその結末のクイズが71話掲載されている。各話は2ページと短い。各話の内容につながりはない。
# 良いところ
キリの良いところまで短時間で読むことができるので、隙間時間の暇つぶしとして使える。人名や経緯を覚える必要はなく、気軽に読み始めて、気軽に中断できる。話によっては多少の雑学を得ることもできるが、基本的には学びを期待する本ではない。
# 良くないところ
短編集のため全体で見ると物足りない。
一部の話は特定の知識が必要になっていたり、根拠に主観が入っていたりするため、推理だけでは解けない。たとえば、ワインの特徴、海外の地名や位置関係、動物や植物の性質、「聾啞者(ろうあしゃ)」など。現代日本とは時代や国の違いがあるため、文化的に理解しづらい点がある。 -
見開き1ページで完結する71作。1つ1つが独立したエピソードで、事件が起こりその解決の糸口を発見するところまで。そして「どうしてそれを疑ったのでしょう?」というような課題が提示されて終わり。
ごく短い時間の娯楽として楽しめます。
一方で、誰もが感じることだと思いますが、そんなことで疑われたらたまらない、と。ほとんど当て推量じゃないか、こじつけだよ……。そんなものも中にはあって、一生懸命考えたのに何か損したな、と思ってしまうことも。 -
ミステリーとして読むよりもショートショートとして構えた方が楽しめる作品でした。
文脈に違和感を感じ取れないと全然「え?」てなります。アンサーを読めばなるほどとなるけど、やっぱりミステリーっぽくはない。時間を潰すにはちょうど良い読み物ではあります。
長編作品とは違って、途中で栞を挟み数日手に取れなくても困らない辺り優秀な暇つぶしアイテム。 -
7割くらいはわかったかな。1割はちょっとこじつけかな。2割はなるほどと思った。
-
隙間時間にサラッと読めるし、
頭も使う。
ちょっとした探偵気分になれる一冊