2分間ミステリ (ハヤカワ・ミステリ文庫 ソ 3-1)

  • 早川書房
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本棚登録 : 1787
感想 : 107
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151743511

感想・レビュー・書評

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  • 手軽に読める短編集。
    クイズ形式なのでしっかり考えながら読むので、
    思った以上に読む時間はかかったがじっくり楽しめた。
    ホームズになったつもりで挑戦してみたが、知識量がまだまだ足りませんでした。

  • ハレジアン博士の行く先で起こる事件。さて、あなたは謎が解けますか?答は数ページ先にあります、という形式の軽いミステリー。岡嶋二人の「ちょっと探偵してみませんか」に似ている形。
    アメリカの話なのでアメリカ独自のことは分からなかったが、スラスラと読むことが出来た。私は天地が逆に書かれていても、あまり苦もなく読めるので、さほど面倒は感じず。
    謎自体はこじつけでは?というものも中にはあるが、わりと雑学知識を試しているのに近い。
    著者が「少年探偵ブラウン」シリーズの著者と知って驚き。子ども達と夢中で読んだなあ。
    最後の懸賞問題、答がない。どこにいけば分かるのだろう…。

  • 2分間で楽しめるミステリーが71編詰まった短編集。というよりも71問のミステリークイズといったところ。仕事の昼休みや出張の移動中にちまちま解こうと考えていたが…2分間では解けない!難しい!結局3割しか正解できず(笑)だって「犬は色の区別ができない」とか「ブロンズは岩に当たっても火花が散らない」とか分かりません!でも、続編があるようなので、正答率上げるように知識増やさないと!それにしてもハレジアン博士が行く先々で物騒な事件が発生しているとなると…本当に怪しいのは…

  • ブックオフで見かけてずっと気になってて漸く読めた!
    だいぶ読むのに時間かかったけど、少し頭が良くなったような気がする(笑)
    出題パターンを理解しただけかもしれないけど
    海亀のスープ的な感じだった!

  • # 概要
    推理小説とその結末のクイズが71話掲載されている。各話は2ページと短い。各話の内容につながりはない。

    # 良いところ
    キリの良いところまで短時間で読むことができるので、隙間時間の暇つぶしとして使える。人名や経緯を覚える必要はなく、気軽に読み始めて、気軽に中断できる。話によっては多少の雑学を得ることもできるが、基本的には学びを期待する本ではない。

    # 良くないところ
    短編集のため全体で見ると物足りない。
    一部の話は特定の知識が必要になっていたり、根拠に主観が入っていたりするため、推理だけでは解けない。たとえば、ワインの特徴、海外の地名や位置関係、動物や植物の性質、「聾啞者(ろうあしゃ)」など。現代日本とは時代や国の違いがあるため、文化的に理解しづらい点がある。

  • 見開き1ページで完結する71作。1つ1つが独立したエピソードで、事件が起こりその解決の糸口を発見するところまで。そして「どうしてそれを疑ったのでしょう?」というような課題が提示されて終わり。

    ごく短い時間の娯楽として楽しめます。

    一方で、誰もが感じることだと思いますが、そんなことで疑われたらたまらない、と。ほとんど当て推量じゃないか、こじつけだよ……。そんなものも中にはあって、一生懸命考えたのに何か損したな、と思ってしまうことも。

  • ミステリーとして読むよりもショートショートとして構えた方が楽しめる作品でした。
    文脈に違和感を感じ取れないと全然「え?」てなります。アンサーを読めばなるほどとなるけど、やっぱりミステリーっぽくはない。時間を潰すにはちょうど良い読み物ではあります。
    長編作品とは違って、途中で栞を挟み数日手に取れなくても困らない辺り優秀な暇つぶしアイテム。

  • 事件の説明文から「矛盾」を見付けて、探偵になったつもりで容疑者を当てる遊び。
    頭の体操になります。
    日頃、文章は流して読むことが多いのですが、
    大事なことを見落として結局最初から読み直す羽目に。。。なんてことも。
    普段すべての文章を凝らして読んでたら疲れちゃいますけど、
    たまの頭の体操としてはまずまずの本ではないでしょうか。
    一攫千金を狙うバーディ・ティルフォード青年、いいね!
    全71問。

  • 7割くらいはわかったかな。1割はちょっとこじつけかな。2割はなるほどと思った。

  • 隙間時間にサラッと読めるし、
    頭も使う。
    ちょっとした探偵気分になれる一冊

ドナルド・J.ソボルの作品

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