シティ・オブ・ボーンズ (ハヤカワ・ミステリ文庫 コ 9-1)

  • 早川書房
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本棚登録 : 193
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (564ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151752018

感想・レビュー・書評

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  • ハリーボッシュ第8作目。
    今回は20年前の骨の捜査ですよ。
    古い事件で手がかりも少ない、でも虐待を受けていた子供の骨はボッシュの心に火をつけちゃう訳ですよね。

    相変わらず1人で突っ走って、邪魔が入ったり無実の人が死んだり、大切な人まで失ってしまったりするんだけど、それより最後のボッシュ男の決断!
    びっくりしたー。

  • ボッシュ刑事シリーズ第8作目だそうですが、
    初めてこのシリーズ読みました。
    面白かったです。
    硬派な刑事物なので、
    あまり日本では人気でないのかも。
    内容は重いけど、
    それほど暗く感じずに、
    読めます。
    犯人が最後まで分からなかったので、
    ドキドキしながら、
    読めました。

  • ハリー・ボッシュ大河シリーズ第8作目、時代は2002年ハリー・ボッシュは52歳、ロサンジェルス市警からハリウッド署の刑事に降格させられていたが、ラストでロサンジェルス市警強盗殺人課に復帰予定となったボッシュは警察官を退職してしまうという一大転機の物語。

  • ボッシュシリーズは順を追って読むのが本筋・・と聞いていたものの、そうそううまくは借りられない(図書の本主義だもので)この作品、「思いがけず、関わらずにもすめた事件」という事もあり、流れに乗ることが出来た。

    もともとTVのドラマでボッシュシリーズを読みたくなったこともあり、読みはじめると、直ぐに「あ、あの事件」と思い出せた。シリーズ1、出だしのエピソードだもの。

    TVと小説の住み分けは知りつつも、かなり展開の空気が異なっている感あり。
    もっともボッシュが抱える心の闇(児童虐待、親の存在、少年時代に受けた社会的な阻害感情)は同列にある。
    「天使の住む街」が「骨の街」とあまりにも暗い・・展開は無論、捉えた犯人も、関係者も、飴りがの其処がこういったどす黒さの上にあることがよく見える。
    2作目のボッシュ・・実に彼一人の独走、突っ走りでの話だ。キズミン、エドガー、そして情を交わしながらも殉職したジュリアも彼の周りのoneに過ぎない。

  • 面白い

  • ハリー・ボッシュ再読チャレンジ第八弾▼ 犬の見つけた骨 過去の事件 新しい恋人 児童虐待 小児性愛者 自殺 スケートボード 昔の仲間 恋人の死 崩壊した家族 自供 嘘 日付とイニシャル 里親 真相 辞職

  • ロス市警刑事ハリー・ボッシュ・シリーズ第8作。多分10年ぶりに再読。
    すっかり内容を忘れていたので、新鮮な気分で読めた。そして最近の作品に至るまで高い水準を保ち続けていることが確認できた。旧作はすべて手放してしまったので、もう一度集めようかな。

    追記・アマゾン・プライムの配信でドラマ「ボッシュ」を観た。第一シリーズのメインはこの作品だった。これはこれで楽しめます。2015.12.16

  • 読み始めて、すぐ気がついた。
    文章が読みやすい。良い意味で軽くて明るい。
    しかもキメるところは、しっかりキメている。

    何が違うのかと調べてみたら、翻訳は同じ人だが、扶桑社、前作は講談社ときて、この本だけ早川書房から出されていた。

    恐るべし、出版社。恐るべし、編集者。
    こんなに違うものとは。
    このシリーズ、最初から早川書房だったら、日本でももっと人気のシリーズになっただろうに。

    主人公の女癖は置いておいて、ストーリー展開の見事さは相変わらず秀逸。
    これまでの話の中でも感じられたが、日本と異なり、捜査そのものよりマスコミ対策の方が大変そう。
    内部からのリークを逆手に取る場面が楽しかった。

  • 7月11日読了。図書館。

  • ボッシュ第7弾。コナリー10作目。

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著者プロフィール

Michael Connelly:1956年生まれ。LAタイムズ元記者。代表作としてはボッシュ・シリーズ、リンカーン弁護士シリーズがあり、当代随一のストーリーテラー。

「2023年 『正義の弧(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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