黒と青 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 13-4)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151755040

感想・レビュー・書評

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  • リーバス8作品目。この本を読むのは2回目。1回目は、初リーバス。P.D.ジェイムズとレジナルド・ヒルを読み尽くして、次に勧められたまま読んだんだけど、なぜかその面白さが分からなかった。それから数年経って、別の作品(『血の流れるままに』)を読んだときに、面白い!とはまってそのままリーバスの世界にずぶずぶ…。『黒と青』は、エディンバラからグラスゴー、アバディーン、北海油田そしてシェットランドまでもが舞台になる壮大なもの。いつになく登場人物が豊富で、いろんなピースが徐々につながっていく面白さ、リーバスがジャックの影響で次第に変化する様、ブライアンの鬱屈などに加えて、途中から犯人側の視点もからんできて、ぐいぐいと引きこまれる。末っ子が風邪で保育室休みなのを言い訳に一気に読了。

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