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- Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
- / ISBN・EAN: 9784151755040
感想・レビュー・書評
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がっつり長編、今回もいろんな事件や人が絡まってます。
過去の未解決連続殺人と似た手口の連続殺人、さらにリーバス自身が以前の相棒が自殺したことにより、過去の不正を疑われる。さらにさらに石油で潤う町の警察は麻薬組織に買収された者が。
リーバス警部の単独行動は北海の石油基地やシェットランドまで飛ぶ。ボロボロになりながらも皮肉だけは忘れない。
ただ話が長いので、たまに出てくる登場人物の名前がピンとこなくてなんども確認してしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リーバス8作品目。この本を読むのは2回目。1回目は、初リーバス。P.D.ジェイムズとレジナルド・ヒルを読み尽くして、次に勧められたまま読んだんだけど、なぜかその面白さが分からなかった。それから数年経って、別の作品(『血の流れるままに』)を読んだときに、面白い!とはまってそのままリーバスの世界にずぶずぶ…。『黒と青』は、エディンバラからグラスゴー、アバディーン、北海油田そしてシェットランドまでもが舞台になる壮大なもの。いつになく登場人物が豊富で、いろんなピースが徐々につながっていく面白さ、リーバスがジャックの影響で次第に変化する様、ブライアンの鬱屈などに加えて、途中から犯人側の視点もからんできて、ぐいぐいと引きこまれる。末っ子が風邪で保育室休みなのを言い訳に一気に読了。
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