催眠〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房
3.49
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本棚登録 : 405
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151788529

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ物の第一弾ならおもしろいに違いないから読んでみようシリーズ!!

    ああ、つまんなかった。

    スウェーデンミステリー。

    昔、医療行為で催眠療法を良く使っていた男の一家が犯罪に巻き込まれるという物語。

    つまんないうえに長いので☆1にしました。

    なんか、妙なバラバラ感があった。2つの事件を無理にくっつけたような。
    3人称とはいえ、主人公があやふやというか、なんか気持ち悪い。
    なんだかなぁ~と思ってたら、共に作家の夫婦の共作だそうだ。
    お互いのアイディアをくっつけたんだろうな、これ。

    【2009年夏、スウェーデン出版界の話題を独占した作品がある。匿名作家のデビュー作。明かされているのはペンネームの”ラーシュ・ケプレルだけ。それが本国での発売すら待たずして、ニ十か国以上に翻訳権を売ったというのだ。】

    だそうだ。ふうん。つまんなかった。

    グロい殺人現場にサイコ臭い犯人を仕立てて、病気でタイムリミットのある誘拐。ラストは手に汗握らそうとするアクション。

    はいはい。つまんなかった。

    共作で思い出すのはエラリー・クィーンと岡嶋二人くらいかな。

    探偵役の警部にもなんの魅力も感じなかった。

    • 土瓶さん
      あ。逆にひまわりめろんさんのレビューを読んでみたい。

      そうか。ゆでたまご先生か。なぜか俺、キンケシにハマらなかったひねくれものだから忘...
      あ。逆にひまわりめろんさんのレビューを読んでみたい。

      そうか。ゆでたまご先生か。なぜか俺、キンケシにハマらなかったひねくれものだから忘れてたわ。
      2024/02/04
    • 土瓶さん
      中途半端に生々しいセックス描写もいらんわー。
      なにがしたい?
      エロいの書きたいならもっとガッツリいけや。
      中途半端に生々しいセックス描写もいらんわー。
      なにがしたい?
      エロいの書きたいならもっとガッツリいけや。
      2024/02/04
    • みんみんさん
      気持ちいいレビューo(*'▽︎'*)/☆゚︎'パチパチ
      気持ちいいレビューo(*'▽︎'*)/☆゚︎'パチパチ
      2024/02/04
  • 2009発表
    2010.7.25発行 2010.8.25第2刷 図書館

  • 些か辛辣な感想になります。エリックの回想パート無駄に長過ぎ、警察と医者の職業意識低過ぎ、ヨセフとケネットの回復力異常過ぎ、何より後出し多過ぎ。二つの事件に殆ど関連性がないのなら一家惨殺事件は不必要だったし、ヨーナがエリックに催眠術を依頼した理由も分からないまま。終盤の追い上げでバランスの悪さが帳消しになる訳でもない。著者は純文&伝記畑の夫妻による作家ユニットらしいが、好きと得意が異なるとは正にこれ。しかし、本国でシリーズ八作品が刊行され、五作品が邦訳されるほど人気はある様子。私には相容れない作風ですが…。

  • 10年前に<催眠療法>を施術した精神科医と治療を受けた患者との齟齬がもたらした衝撃の凶悪事件です。スウェーデン国家警察官の地道な捜査は、精神科医の家族を巻込みながら、二転三転する容疑者像を追い求めるうちに、驚愕の結末が待ち受けているのでした。本作に登場する主要人物のすべて(精神科医、その妻と長男、容疑者らと関係者、捜査官自身までも)が謎を秘めた存在であり、その一人一人を際どいまでに浮き彫りにしたサスペンスフルなスト-リ-展開は、読む者を惹きつけてやまない、魅力あふれる北欧ミステリに仕上げられています。

  • まあまあかなあ…
    刑事が博物館に行くシーンがあるんだけど、そこだけぽつんと差し挟まれたエピソードだったから、何か謎に関係してくるかと思ったら、何の説明もなく終わった。
    シリーズになっていて、話が進むにつれて分かってくるみたい。
    なんかね、全体的に暗いです。あとね、魅力的な人物がいなかったのものめり込めなかった一因かも。

  • 延々と続く診療場面
    彼はどこへ・・・と思っていたら
    いや〜〜そう来ましたか
    ヨーナも頑張ったけどね

    面白かった!!!

  • それぞれの犯人のサイコパスぶりはなかなかのもの。
    過去の催眠パートはやや冗長。
    そして、エリックの女運の悪さが際立つ笑
    次回作以降も読みたいと思う。

  • 犯人と思った人が二転三転して分からなかった。
    結局マヤはなんだったん?

  • 読み返してシリーズ最高はコレ

  • 後半の疾走感は凄かったです。
    エリックの催眠療法で判明したことは正しかったのですね。一家惨殺事件とベンヤミン誘拐が全く別ものだったのがあれーって感じでした。
    ヨーナ・リンナ「ぼくの言ったとおりだったでしょう?」決めゼリフですね。

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著者プロフィール

ラーシュ・ケプレル
アレクサンドラ・コエーリョ・アンドリルとアレクサンデル・アンドリルの作家夫婦が共作するときのペンネーム。国際的なベストセラーとなったヨーナ・リンナシリーズは、40以上の言語に翻訳され、1500万部以上も売れている。アンドリル夫妻は、ラーシュ・ケプレルのペンネームで執筆する以前も、それぞれが単独で書いた作品が出版され高い評価を受けている。3人の娘とスウェーデンのストックホルムに在住。

〈扶桑社ミステリーのラーシュ・ケプレル作品〉
『砂男』上下
『つけ狙う者』上下
『ウサギ狩り人』上下
『墓から蘇った男』上下

「2023年 『鏡の男 (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ラーシュ・ケプレルの作品

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