ボリス・ヴィアン全集 13 彼女たちには判らない

  • 早川書房
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152002631

感想・レビュー・書評

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  • うううううー…。
    「うたかたの日々」は最も好きな小説なので、ボリス・ヴィアンの他の作品も愛したかったのだけど…これは無理だ…。
    同性愛者と女性に対する嫌悪、蔑視が酷過ぎて、時代を差し引いても私にはもう一度読むことは出来ない。
    「レズを治してやる」って病気じゃねーわ!
    しかも「治療」は自己中な主人公男性とのセックス。
    そういうの許さないからな!
    軽妙な文章は面白かったが、がっかりの一言に尽きる。

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著者プロフィール

(Boris Vian) 1920年、パリ郊外に生まれる。エンジニア、小説家、詩人、劇作家、翻訳家、作詞・作曲家、ジャズ・トランペッター、歌手、俳優、ジャズ評論家など、さまざまな分野で特異な才能を発揮した稀代のマルチ・アーチスト。第二次大戦直後、「実存主義的穴倉酒場」の流行とともに一躍パリの知的・文化的中心地となったサン=ジェルマン=デ=プレにおいて、「戦後」を体現する「華やかな同時代人」として人々の注目を集め、「サン=ジェルマン=デ=プレのプリンス」 とも称される。1946年に翻訳作品を装って発表した小説『墓に唾をかけろ』が「良俗を害する」として告発され、それ以後、正当な作家としての評価を得られぬまま、1959年6月23日、心臓発作により39歳でこの世を去る。生前に親交のあったサルトルやボーヴォワール、コクトー、クノーといった作家たちの支持もあり、死後数年してようやくその著作が再評価されはじめ、1960年代後半には若者たちの間で爆発的なヴィアン・ブームが起こる。

「2005年 『サン=ジェルマン=デ=プレ入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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