ホーキング、宇宙を語る: ビッグバンからブラックホールまで

  • 早川書房
3.52
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本棚登録 : 561
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152034014

作品紹介・あらすじ

世界17カ国で大ベストセラー。車椅子の天才科学者ホーキング、宇宙創成の謎に挑む。

感想・レビュー・書評

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  • 映画『博士と彼女のセオリー』(原題 The Theory of Everything)を見てから、興味をもって読んだ。
    すごく読みやすく、ときに笑いもはさんである「宇宙を語る」本は初めてだった。
    完全には理解していないと思うけれど、今のところ十分。最新版も読みたくなって、別に購入した。

  • 2015/6/13読了。

    物理学+哲学という感じ。難解なテーマを分かりやすく、かつ美しく描写しており、知的興奮を味合うことができた。20年以上前の本とはとても思えない。

  • 高校時代,家に引きこもっていたときにこの本に出合い,研究者になることを志すようになった.
    現代の宇宙論を数式を用いずに解説しています.本書では宇宙はビッグバンではじまり,その直後にインフレーションが起こると書かれているが,発売から20年,現在では,インフレーションの後にビッグバンが起こるとされている.現在の定説を知るにはより新しい書籍を読むことを薦めるが,歴史的に価値のある書籍だと思うので,書棚においておいて損のない本だと思います.

    バブルのころ,NTTデータ通信が海外の研究者を招聘して,一般向けの講演会をよく開催してくれていました.その講演会のうちの一つで(会場はニューピア竹芝だったと思います),ホーキング先生(佐藤勝彦先生にも)に会うことができました.大変貴重な思い出になっています.

  • 高校生の時に読んで良く分からなかった。

  • ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN03533627

  • 車椅子の天才ホーキングによる、宇宙論についての解説本。天動説から始まって、この宇宙を簡潔に説明する法則を追い求めてきた歴史をわかりやすく教えてくれる。宇宙の始まりと終わり、特異点についての考察、虚時間の導入、そしてブラックホールすら絶対ではなく、不確定性原理により"蒸発"するのだと説く。重力を含めたすべての力を表現できる方程式が生まれる未来は果たしていつ来るのだろうか。

  • ゆっくり時間かけて読まなくては…

  • #科学道100冊/科学道クラシックス

    金沢大学附属図書館所在情報
    ▼▼▼▼▼
    https://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BN03533627?caller=xc-search

  • 科学の道100冊 2020

  • 宇宙は「始まり」と「終わり」を持つのか?という非常に単純な疑問に、物理学の立場から、しかし難しい数式なしに語られる。そもそもなぜ今宇宙は存在しているのだろうか。何もない所から宇宙が生まれる確率は、何も生まれない確率よりずっと低く感じられる。

    オススメ度:
    ★★★★★

    ぽんず(海洋環境科学科)

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    所蔵情報
    品川図書館 440.4/H45
    越中島図書館 440.4/H45

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著者プロフィール

スティーヴン・ウィリアム・ホーキング
1942年1月8日-2018年3月14日
イギリスのオックスフォードで生まれる。1957年、物理と化学を学ぶためにオックスフォード大学ユニバーシティカレッジ入学。大学卒業後はケンブリッジ大学大学院、応用数学・理論物理学科に入学。大学院入学後の1963年に「筋萎縮性側索硬化症」(ALS)と診断され、当時あと2、3年の命と宣告されたが、途中から病の進行が弱まったこともあり、精力的に活動を続けてきた。
1963年にブラックホールの特異点定理を発表し世界的に名を知られた。1967年論文「特異点と時空の幾何学」でアダムズ賞受賞。1974年に 「ブラックホールの蒸発理論」発表し、同年に史上最年少でイギリスの王立協会会員(FRS)となった。1977年ケンブリッジ大学の教授職を務め、1979年にはケンブリッジ大学のルーカス記念鋼材教授職に就任。1991年にタイムトラベルの不可能性などを説いた「時間順序保護仮説」を提唱。
1990年、1993年、2001年と度々来日して大きく報道されており、日本で最もよく知られる世界的科学者の一人でもあった。

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