終わりなき索敵―航空宇宙軍史

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著者 : 谷甲州
  • 早川書房 (1993年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152078056

終わりなき索敵―航空宇宙軍史の感想・レビュー・書評

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  • 第2次外惑星動乱勃発記念 第1次外惑星動乱をたどる祭り!ゴール。航空宇宙軍の本来の目的である外宇宙探査の物語。
    射手座方面に発見された重力波源の観測のために発進したユリシーズ号は奇妙な空間流に巻き込まれてしまう。作中で触れられる超光速航行を実現する方法など、僕の苦手なタイムパラドックス
    に関わる描写が多発して、後半まで読むのが苦しい・・・
    でも、なぜ「終わりなき」なのか「策敵」なのか、航空宇宙軍の存在目的というか人類の宿命に関わってくる重いテーマが描かれます。どこにでも進出していくバイタリティの源でもあるのだろうけれど、やるせないなぁ。

  • 『航空宇宙軍史』シリーズの撤尾を飾るに相応しい力作。
    自分は、人類の宇宙進出は必然と考えるが、
    では宇宙に進出した人類を支えるモチベーションは
    どこから来るのだろう。 どこから得たら良いのだろう?
    コロンブスだってマゼランだって、食料や飲料水は心配だったろうが、
    彼らは呼吸する空気の心配まではしないで済んだのだ。
    広漠たる絶対真空の宇宙を渡る未来の人類を突き動かす駆動力とは、何なのだろう。
    そんな疑問(愚問かも知れないが)に、ある答えをくれたのが本書。
    ラスト・シーンには素直に泣けた。
    モチベーションの原点に、こんな人間的な理由があっても良いだろう。
    ある意味、ポール・アンダースンの『タウ・ゼロ』に通じるところがあるかも知れない。

    最後に、『航空宇宙軍史』再開、おめでとうございます!

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終わりなき索敵―航空宇宙軍史の作品紹介

2020年代、惑星間空間における警察・保安機構として設置された航空宇宙軍は、地球からの自由を求めて勃発した第1次外惑星動乱を、圧倒的な力をもって鎮圧した。そして動乱終結から11年後、射手座方向から太陽系に急速接近して来る物体があった。SG(射手座重力波源)と呼ばれるこの飛来物を観測するため、航空宇宙軍は人類初の外宇宙観測艦ユリシーズを探査に向かわせたが…。ユリシーズ乗員が見たのは、汎銀河連合により滅亡の道を辿る人類の姿だった。航空宇宙軍史最大のクライマックスが始まる。

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