- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152083487
感想・レビュー・書評
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『「秘密」に触れようとする者達の前に現れる「黒い者」達。彼等の正体とは何か?』
陰謀論、ユダヤ、魔術、モスマン、UFO、カバラといったキーワードに興味を引かれているなら、読んでみる事をお奨めします。フィクションだと思いつつ、豊富な知識に裏付けられ描かれるオカルトの歴史と僅かな個人的既視感で、「オカルトの毒」に身を浸したような気分になる。
「天使と悪魔」が上映されているこの時期に、再びこの本を買い(一度手放している)読了した事に、何か因縁を感じてしまうも「毒」の影響だろう。「持ち上げて貶める」荒んだ風潮が流行り。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者が○年ぶりに自ら封印を解き、大幅な加筆によって復活させた「魔の書」。内容は「魔障」(ハルキ・ホラー文庫)の原型と言える……あまり面白がれる要素はなかったように思うけれど、これを読んだ当時、しばらく電車に乗るのが怖くなったことを覚えている。
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年に1回くらいやってる超常現象スペシャルみたいな感じ。
そういうのが好きな人は面白く読めると思います。
魔術や神智学や幽霊研究やUFOとか大統領暗殺とか
MIBとかナイト・ストーカーとかフリーメイソンとか・・・
オカルト系に影響されやすい人が読むとヤバイかも?
エピローグと最後の文章と牧野修氏の解説が上手いから、
その部分で、もしかしたらホラーになるのかもしれない。 -
「[完本]黒衣伝説」朝松健
オカルト。黒。
圧倒的な情報量(狂気的!)のノンフィクションとフィクションを交え、さらにメタフィクショナルな構成でもって読者を陥れようとする怪書であります。
オカルト初心者の自分にはいささか荷が重かった気もする。
フリーメーソン、悪魔信仰、地球外生命体にUFOなどなど・・・。
好きな人は好き。どっぷり漬かれる作品かと。
まあこれで読了後に身近で怪しい事件が起こって、「奴ら」の影でも感じるようなら、とうとう自分もアブナイ世界に一歩を踏み出し始めてしまったか・・・、と洗脳される作品。(3) -
本の装丁に惹かれて読んだ本。ノンフィクションのようだけれど実際どうなんだろう。結構ミステリー系はいける方なのに怖かった・・・
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オカルトとミステリーが入り混じった本。
フィクションなのかノンフィクションなのかハッキリしないような文体で書かれ、妙に生々しい。 -
朝松ワールドの根源をなす作品と思います。作者が大病をする原因になったとも言われています。