本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152084194
作品紹介・あらすじ
「ミイラ会議」に集う個性的な研究者たち。彼らの洞察と科学の力が、数千年の時を超えるミステリを解き明かす。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
書名通りの内容。
エジプトから始まり、南米、ヨーロッパ、モンゴル、聖者やレーニンなどの朽ちない遺体、
などなど各国に見られるミイラについて書かれている。
学者ではなく、歴史ライターが書いているのでかなり読みやすい。が、その反面、ちょっと深みが足りないかな。
けれども、ミイラの概説本としてはかなりいいと思う。
様々な国のミイラを知ることが出来るし、それぞれに関係するエピソードも楽しく読める。
また、もう一人の主人公たるミイラ研究者たちの個性豊かな面持ちも面白い。
巻頭にはミイラの写真多数。
海外のこの手の本にしては珍しく、日本の即身仏にも触れられているのも好感が持てる(笑)
個人的には、聖人の聖遺骸とレーニンなんかの保存の話が面白かった。
ヨーロッパのボッグマンも好みなんだけど、これは写真で見ないと面白くないんだよな。
大好きな干し首には言及されてないのがちと残念。
まー、ミイラ好きには是非オススメ。
-
聖人・レーニン・即身仏・フワニータなどなど。面白いです。
全4件中 1 - 4件を表示