ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

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著者 : 恩田陸
  • 早川書房 (2002年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152084378

ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)の感想・レビュー・書評

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  •  すごく面白かったです!SFってあんまり好きじゃないけど、恩田さんのだったからか、すんなり読めちゃいました。
    読んでて、ハンターXハンターを思い出してました。
    スピード感があって、次はどうなるの!?って常に気になってて、読み終わったら、読んで良かった〜と心から思う、そんな作品でした。

    そして、厳しい環境の中だけど、アキラとシゲルがずっと信頼し合ってて、最後まで一緒にいるっていうのが凄く感動しました。

  • 数年ぶりの再読のおかげで前より元ネタがいろいろ分かって楽しかった。選手宣誓の文言は日本国憲法前文かな?
    最終的にしっかり過去にタイムスリップしたのか、それともメモリーズの中に入ってしまったのか…(?)。今まではずっと前者だと思ってたけど、普通に考えたら後者の可能性のほうが高いのかしら。
    「ショーシャンクの空に」という刑務所の映画と平行して読んでいると、大東京学園と刑務所に共通点が多すぎることに気づいてしまった。行き過ぎた管理はろくなことにならない……。

  • 一気読み。じゃないと逆によみきれなかったかも。
    色々忙しなかったけど最後救いがあってよかった。
    アキラいい子・・

  • いつか破綻するとわかっていても楽しいことはやっぱり楽しい。

  • 序盤からクライマックスまで息をもつかせぬジャンプ漫画ばりのテンポがあって長編ながら一気読みできました。キャラクターも個性的でそれぞれドラマがあって、でも最後のオチが人によっては納得できないのかもしれないので星はマイナス1です。コミカライズに向いている作品だと思うので、描ききれなかった分までいつか読んでみたいと思いました。

  • やたら荒廃してしまって旧地球に取り残され後処理させられてる日本で大東京学園に入学し卒業総代となると生涯の安定を得られる。アキラは兄のオサムが伝説的脱走をしたことに興味と疑問がある。仲良くなった美貌と稀代の身体能力を持つシゲルは姉がいて、卒業総代になれば彼女が救えるらしい。23区の名があてがわれたクラスの中脱走を試みる者が落とされる新宿に落ちたアキラは仲間と脱走を試みる‥‥

    いやー面白かったです。随所に散りばめられているサブカル小ネタがどこまで解るかがポイントでしょうか。サブカルを排除した世界だから尚のこと。中央フリーウェイとか力道山なんて若い子知らんぞ笑
    軽い筆致でスピード感溢れる読書。二段組の長さなどまるで気にならず全力で駆け抜けます。爽快。ラストの整合性は疑問が残るが、読んでる最中とても楽しかったので気にしない。
    シゲルが持つアキラへの友情が健気で萌ゆる。
    十二章題が「太陽は夜も輝く」でドキッとし、更にその中のアタミの「蓮の花だって、泥の中から綺麗な花を咲かす」という発言に冨樫のインタビューでの発言を思い出しました。両方、恩田さんの方が早いのすが、偶然の符合にワクワクしました。深読みすぎかな^_^;

  • 面白かった。昭和の流行っていたものが、いろいろ出てきて懐かしい。昭和時代が長い年月だったというのもあるけれども、戦争からバブル時期まで、ほんとにいろいろあったんだよね。戦後70年の節目なので、最近は戦争のことばかり話題になるけれど、こういうのもあっていいよね。

  • 昭和のサブカルチャーをおちょくったパロディの数々、
    昭和を知る人にぜひコメディとして読んでほしい。

    物語の舞台は荒廃した未来の東京。
    大東京学園の卒業総代を目指して命がけの選抜試験の数々。
    過酷な状況下でキラリと光る主人公ら少年の友情。

    とくにフーテンの寅さんが誤って伝わっていたり、
    ネズミーランドが黒い疑惑をかけられていたりして
    吹きました。

  • 近未来の日本のいかれた学園での大脱走。背景や登場人物がとても魅力的。ただみんな簡単に死んだり結末がわからん人がおったのが残念

  • 日本人だけが地球に残り膨大な廃棄物の処理に追われる未来。エリートへの路として全国から大東京学園にやってくる少年たち。そこには過酷な生き残りレースと前世紀のサブカルチャーにまみれたアングラの世界が待っていた。
    恩田陸は何でもありの作家だとは思っていましたが、こういうのもありだとは。昔の少年まんがのようなバカバカしい設定を至極真面目に取り組んでいます。巨大洗濯機で全身洗われるだとか、空中椅子取りゲームだとかギャグなのかと思いきや、しっかり青春ありSFありの一大エンターテインメントに仕上げる力業には脱帽。思い切ったオチの付け方もこの作者ならではかも。

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ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)の作品紹介

日本人だけが地球に居残り、膨大な化学物質や産業廃棄物の処理に従事する近未来。それを指導するエリートへの近道は、「大東京学園」の卒業総代になることであった。しかし、苛酷な入学試験レースをくぐりぬけたアキラとシゲルを待ち受けていたのは、前世紀サブカルチャーの歪んだ遺物と、閉ざされた未来への絶望が支配するキャンパスだった。やがて、学園からの脱走に命を燃やす「新宿」クラスと接触したアキラは、学園のさらなる秘密を目の当たりにする…。ノスタルジーの作家・恩田陸が、郷愁と狂騒の20世紀に捧げるオマージュ。

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