世界を変えた地図 ウィリアム・スミスと地質学の誕生

著者 : サイモン・ウィンチェスター 野中邦子

• 早川書房 (2004年7月21日発売)

作品紹介・あらすじ

科学を新時代に導き後世に実利をもたらした世紀の大発明「地質図」。だが、それを完成させた男を待っていたのは、監獄行きの馬車だった…数知れぬ地層観察と類稀な洞察力で、ダーウィンに先んじて聖書の世界観を覆す発見をしたウィリアム・スミス。「地質学の父」と呼ばれる彼の知られざる波瀾の人生を、著者自身の地質学への情熱も豊かに描いた歴史科学ノンフィクション。

感想・レビュー・書評

[東北大学附属図書館 北青葉山分館 さんの感想 · 2023年3月9日]

東北大学OPACへのリンク：
https://opac.library.tohoku.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TT21471731

[osawatさんの感想 · 2021年5月7日]

ふむ

[NYS事務局さんの感想 · 2009年1月13日]

NYS7講演者推薦

[tegetegeさんの感想 · 2005年8月11日]

たった一人の努力で、地質学をつくりあげた男の波乱万丈の人生。実直、勤勉、そういったものの価値を見直す一冊。

[KLEBERさんの感想 · 2004年11月11日]

「地質学の父」と呼ばれるウィリアム・スミスの評伝。スミスは、独学で測量術を身につけ、その仕事の傍ら、化石による地層の同定という手法を確立し、全くの独力で世界初の地質図を作り上げた人物。その波乱に富む生涯を興味深く描いている。地質学の魅力もよく伝わってくる内容であり、良質の科学歴史ドキュメントである。