- Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152085955
感想・レビュー・書評
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「 ブラックリスト 」などの広告用語、差別的と見直す動き:「これは手っ取り早い方法のひとつ」 DIGIDAY
https://digiday.jp/agencies/this-is-one-of-the-quick-things-you-can-do-the-ad-industry-reconsiders-terms-like-blacklist-and-whitelist/
ウォーショースキーのシリーズは、全部文庫で読んでいる(積読あり)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初の頃のVIシリーズを彷彿させられ、ヴィクのタフさが復活したようでした。ストーリー展開も、日常茶飯事的な小さな殺人事件が、歴史の暗い部分とリンクしていたりと興味深かかった。
何より、911テロ事件直後のヒステリックなアメリカの世情を思い出され、改めて集団心理の怖さを感じた。 -
展開がちょっとだるい。
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テロ以降の実アメリカ市民の心情や影響が読み取れた。愛国法と赤狩と絡み。ミステリーとしても当然面白かった。展開もリズムも小気味よく一気に読めた。
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シカゴの地理にサッパリ詳しくなく、外国人の名前を聞いて出身がピンと来ないジャパニーズな私には、シカゴっ子の探偵V・Iの活躍もいまいちピンとこないのだ。
とはいえ、その辺の機微を詳しく説明されるとかえってカッコよくない、醒めてしまう。こちらはそのアメリカンな空気を想像して読むしかないのです。
長ったらしい似たような名前と人間関係(ミズ・○◎とは○◎のお母さんだったかお祖母さんだったか?とか)にめげずについていくと、怒涛の展開及びちょっぴり切ない大団円はまさに2時間ドラマ。アメリカ版火曜サスペンス。
30代後半になってなおガッツに溢れ面の皮の分厚いV・Iは、多分濃いめの昔風美人。
今回は04年に出たシリーズ最新作。9・11後のアメリカの社会不安みたいなのが描かれつつ。
「愛国者法」は怖い法律だね。
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9.11テロの後のアメリカ。今まで何となく現在ではない時代のミステリだと思い込んでいたら、今のことだったんだと今さら。
相変わらず傷だらけのウォショウスキー。恋人が帰ってきても平穏な日常は耐えられないんでしょうね。金持ち人種と庶民派ヴィクの
対決も納得の平凡な庶民の私でした。