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- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152086525
作品紹介・あらすじ
おれは売れない作家-アルバイトで糊口を凌ぐ毎日や、妻との冷え切った関係にはいいかげんうんざりだった。担当編集者の伏見裕子-おれがひそかに想いを寄せる人妻。意外なことに向こうからも誘いをかけてきた。彼女の夫が死ねば、彼女はおれだけのものになる。運命の女の言葉は、おれの耳にはこう聞こえた…"夫を殺せ"。欲望と犯罪に溺れる男女を、鬼才がリビドーを注ぎ込んで描いた純愛小説。
感想・レビュー・書評
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登場人物がいかれちゃう様がとっても素敵な小川さんの本。いかれちゃったね。ラストの感じはまどろむ〜に似てる。魅力的だった女の本性が荒みきった生活であらわれてくるところがリアリスティックで好きです。すごく滑稽なんだな。キャラ崩壊が多いのも小川さんの本の特徴か。蒲生刑事がチョイ役で出てくるのが嬉しい(´ω`*)
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純愛……?ってのがよくわからないんですが(苦笑)。最後の最後まで、「誰が一番怖い人間なのか」ってのを考え続けてどきどきどき。ノワール小説としてはおとなしいけれど、「純愛」の物語ってのは違うかなあ。
ラストにはぞくりとしちゃいましたね。この人ってもしかすると被害者かもなあ、と思っていたのに。まさかこういうオチになるとは。 -
この方の本は初めてです。
可もなく不可もない感じでした(^^;)
薄いので読みやすかったのはよかったです。
狂気系ですね。
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