ウィンキー (ハヤカワ・ノヴェルズ)

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制作 : Clifford Chase  松本 依子 
  • 早川書房 (2006年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152087737

ウィンキー (ハヤカワ・ノヴェルズ)の感想・レビュー・書評

  • 爆弾魔と間違えられてしまったテディベア!
    アメリカ社会に対する風刺をユーモアたっぷり盛り込んだお話です。

    裁判ではヤキモキしたり忘れ去られたぬいぐるみの気持ちを思うと物悲しい気分になりました。

  • テディベアのウィンキーは、爆弾魔の疑いで逮捕された。そうこうするうちに、様々な陰謀により罪が追加されていく。自由に動けるテディベア相手の、世界初の裁判が始まった・・・

    裁判の相棒が、一度も勝訴したことのない”アンウィン”だったり、子供を産んだりとナンセンスなネタがどんどん通っていく。

    子供から気まぐれに与えられる愛情に一喜一憂して、愛して、憎んで・・・
    ウィンキーは、ただ可愛くあるだけのテディベアではない。その小さな体の中にすさまじくどろどろとした感情をもっている。ある意味、とても冷めてもいる。

    それでも 読んでいてウィンキーを可哀想だと思ったし、愛しいと感じた。

    かなりきっつい本だと思うので、読む人を選びそう。途中の裁判経過なんて 本当にむかむかしたし

    ラストにやっと少しすっきり、写真もいい感じです。

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ウィンキー (ハヤカワ・ノヴェルズ)の作品紹介

ウィンキーは、はじめはふつうのテディベアだった。ところが母親から子供へと持ち主が変わり、その子供も成長するとウィンキーは忘れられ、ひとりぼっちになってしまった。さびしく退屈な時間を過ごすうちに、願いがかなって自由に動けるようになったウィンキーは、持ち主の家から飛び出した。やがてかわいい子供もできて、ウィンキーは森の中で楽しく暮らしていたが、ある日、大きな不幸に見舞われる。しかも、その悲しみが癒えないうちに、ウィンキーは爆弾魔とまちがえられて、FBIに捕まってしまう。ありとあらゆる罪を着せられて、ウィンキーは裁判にかけられることになった。そのうえ、付けられた弁護人は、これまで一度も勝ったことがないという頼りない男アンウィン。こうして前代未聞の裁判が始まるが、無実を訴えるウィンキーのけなげな姿が思わぬ波紋を呼ぶことに…。人間のようにしゃべって動けるキュートなテディベアが体験する愛と喜び、悲しみと怒り。ユーモアと諷刺をこめて描く不思議な不思議な物語。

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