| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
みんなの感想・レビュー・書評
自閉症児の冒険を描いている作品で、ベストセラーになったらしい。
あくまで「主人公のクリストファーが書いた本」という体で書かれており、挿絵や文体がユニークなのが好感をもてる。しかし、自閉症児の内面や考え方をよく表しているとは思うが、着地点が分かりづらく、結局は関わっていくためのヒントを得ることしかできなかったのが消化不良。
本の内容としても他者理解としてもあまりピンとこなかった。
外国文学は苦手なのに、面白くよめた。
もっと早くこれを読んでいたら、理解することができたのに。
今、周囲にアスペルガーの人がいるひとはぜひ読んでみてほしい。
人間は本当にいろいろなのだと、そして愛すべき存在だということが
よくわかるから。。
15歳のクリストファーは、夜中に近所の飼い犬ウエリントンが殺されているのを発見する。彼はこの事件の謎を解き明かすことに決め、その過程を小説として記しはじめる。殺人ミステリ小説である(殺されたのは犬だけど)。調査を進めるうちに明らかになる意外な真実。それはクリストファー自身の生き方を大きく変えるものだった。 本書はそうして書きあげられた事件の顛末である。人とうまくコミュニケーションをとること... 続きを読む »
「なぜかというと・・・」という言い回しがたくさん出て、ちょっと読みにくかった。子供が書いているという設定のためだろうけど・・・。
【推薦文】
世界で1000万部を突破したベストセラー
隣家のプードルが殺された。
自閉症の秀才クリストファ―が事件の『捜査』の過程で明らかになる秘密達。。。
日常の非日常な視点が体感できる一作。
(推薦者:化学環境学専攻攻 D2)
【配架場所】
すずかけ台 :分館3F 一般図書 933.7/H
全世界で1千万部読まれたヤングアダルト文学。隣人の飼い犬を誰が殺したのか?探偵役は人の表情から感情を読み取ることが出来ない自閉症の15歳の少年という特異な設定だ。大学研究レベルに匹敵する数学の天才である一方、理屈では割り切れない人生の様々な出来事に翻弄される姿を鮮やかに描き出した傑作である。犯人探しのミステリ仕立ての筋運びながら、読者が真に感じるミステリは、自閉症患者の思考回路・喜怒哀楽がページをめくるごとに明解に解きほぐされていく驚きだ。誇張も矮小も美化も卑下もしない周囲の人々のリアルな描写も、筆者のフラットな視線が窺い知れて素晴らしい。
野田秀樹さんがオススメしていた本
自閉症の少年の独り語りで綴られた物語。彼と一緒に懐かしいロンドンのtubeを行き来できたことが嬉しかった。
1つの物語の中にびっくりするほどたくさんの情報が入っている。 主人公は感情を読み取る働きがないので、対面している人たちの表情や比喩表現を理解しないし、自分の感情も説明することができない。 それゆえに話は彼が理解している数学や物理の話を持ち出してはそれらについて説明するのだけど、これは一つの方法としては間違ってないと感じた。 そのどれもがあいまいな表現ではなく理路整然と並んでいるので、好奇心旺... 続きを読む »
高機能自閉症(またはアスペルガー症候群)の15歳の男の子が書いた設定のミステリ?小説 自閉症とかよくわかんないんだけど、 サヴァン症候群みたいな 対人能力は問題アリなんだけど、数学がすごい得意で、 物理も得意で 論理的な思考や順序だった物事が落ち着いて 文章も立派に書けるし ひとりでロンドンもいけちゃったし 将来は大学も行って科学者になるそうです。 ふつうになれそうだなー... 続きを読む »
自閉症であるクリストファーの大冒険
隣の犬、ウエリントンが殺された
僕は犯人をつきとめなければならない だってホームズだってそうしてるから
でもパパは他人事に首をつっこむなと言う
ママは病気で死んじゃったし・・・
誰にきいたら教えてくれるんだろう
夜中ウエリントンに何が起こったか・・。
ひさしぶりにおもしろかった。本の構成も、文体も主人公とぴったりはまった。装丁もおしゃれ。少年がひとつずつ知っていくのがいい、読者も一緒に知っていけるほうがおもしろい。
『それぞれのアルファベットに1から26までの数値をあてはめてみる(a=1、b=2というように)。そして頭の中でその数字を足していくと、それは素数になるのがわかる。JESUS CHRIST(151)とか、SCOOBY DO(113)とか、SHERLOCK HOLMES(163)とか、DOCTOR WATSON(167)とか』-『47』 「博士の愛した数式」か、「アルジャーノンに花束を」か。それ... 続きを読む »
僕に情がないのか?読み方が悪かったのか? 帯で大げさに書き連ねてあるほど、感動はなかった。 まるで主人公のクリストファーのように、淡々と読み進めていったよ。 アスペルガー、もしくは高次自閉症の思考を追体験しているみたいで、それはそれで興味深かったけどね。 ここに感動がうまれる理屈は、主人公と読者との間にある感情のズレがキーポイントなんだろう。 状況を詳細に記述するクリストファ... 続きを読む »
自閉症児と過ごした経験を思い切り生かして、自閉症児の心の中でなにが起きているかを表現している。ある意味、たったそれだけなのに、知らない世界の探訪になってる。そして家族の物語でもあるし、格別な悪人が出てこないのもいいような。大好きな映画『八日目』をちょっと思い出した。こっちはダウン症の子が主人公なんだけども。
近年、何かと話題に上るアスペルガー症候群の少年を主人公とする小説。非常に良くできていて、私自身、これまでに会ったアスペルガー症候群の人たちのことがようやく今になって理解できてきた気がする。
教職、法曹、捜査関係者等にお薦めの一冊。
我が子や身近にアスペルガーの子がいらっしゃる方も、ぜひ。
あとがきによれば、「自閉症の子どもが書いた本」という設定らしい。論理的で秩序だった思考をもつ一方、相手の表情や感情を上手に読み取れない主人公クリストファー。内容的には「近所の犬を殺した犯人を捜す」といった単純な話なのだが、クリストファーが自閉症独特の思考で解決していく過程が面白い。ただし、訳者があとがきでも言っているように、物語の中には「自閉症」という言葉は一度も出て来ない。その上、自閉症を解説したり、自閉症への理解を深めて欲しいといったメッセージがあるわけでもない。つまりはこの本は決して自閉症児のことを解説したりするような本ではなく、一人の少年が身の回りで起きた問題を一人で解決していく様子を描いたものであるので、とりわけ「自閉症」というキーワードにこだわって読み進めていく必要はないのかもしれない。
自閉症のクリストファーが主人公
クリストファーの目から見た日常と
ちょっと不可思議な事件を解決していこうとする
非日常のお話。
生まれ持っての病と聞くと何となく同情したくなるけど
彼の中の物語は淡々と進んでいて、
そしてあたりまえだけど幸せもちゃんとある。
決して不幸でもないし、彼は特別な人間でもない。
(実は数学がずば抜けてできたりと特別な部分もあるんだけど)
本人は日常を他の人と同じように自分の意思で生きている。
だからクリストファーだって不自然な謎を解いてみたりしたくなる。
近所の犬が園芸用のフォークで殺された事件を
彼なりの視点で追いかけていく。
ミステリ形式なんだけど、ジャンル分けするとミステリじゃないね。

自閉症の思考。
それを体験させてくれるような物語でした。
自分たちがどうしても”ふつう”の基準になってしまうけれど、
主人公にとっては物語に書いてある感覚がすべて”ふつう”で、
その”ふつう”...





