ノーフォールト

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著者 : 岡井崇
  • 早川書房 (2007年4月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152088086

ノーフォールトの感想・レビュー・書評

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  • ミステリーかと思って読み始めてしまったのでとっても物足りない!医療事故と見せかけて…とかじゃないんだね。
    心音って、『ドキー』っていう擬音で正しいのかな?あとちょっと言葉使いが古くさいような気がした。内容は面白そうなんだけど、色々な問題を盛り込み過ぎ、散りばめ過ぎ。
    まぁでも日本の医療の抱える問題がいくらかわかった気はする。何よりも、お産は命がけっていうこと。無事に生まれて当たり前じゃあないんだって、奇跡みたいなことなんだって思った。無事に生まれてきた子供と、とりあげてくれたお医者さんにもっと感謝しないとね。
    『日本も医療と教育にはもっとお金をかけてもいいと思う。』に強く同意。

  • 現在形の中に不意に完了形が混ざり、後からその状況を思い返している事が分かる。
    患者さんが亡くなってしまった場面、医師が糾弾されPTSDになる場面などは泣いてしまった。
    主に体力的な不安が大きいがやはり産婦に心引かれる。

  • 医療ミステリの範疇なんだろうが、テーマは現実的で明確。著者の関連機関で主人公とイメージの被る執刀医に帝王切開を受けた妻を持つ身としては、かなり苦しい部分もあったが、著者のメッセージは痛いほど伝わった。

  • いやあ、読み応えがある本でした。

    著者の岡井先生、現役の産婦人科の教授です。
    忙しい時間にこれだけの小説を書けるというのは、すごい才能だと思います。
    大学病院の産婦人科、研修を終えて医局員となった女医奈智が多忙で疲労困憊のなかに行った緊急手術で事故がおこりました。

    小説内では、産婦人科医がいかに多忙であり疲弊しているかということ、医療事故裁判のことなど、いかに医療現場がこまった状況にあるか描かれています。

    http://ameblo.jp/nancli/entry-11746218035.html

  • ハッピーエンド

  • 大学病院の産婦人科で5年目の中堅である医者、奈智を主人公に、産婦人科の日常、問題点、医療訴訟をとりあげた圧巻の小説。

    著者が医者だけに、医療に関する説明が詳しく、医療関係の知識があまりない私は最初に少し戸惑ったが、その正確な記述に逆に一気にのめりこめた感じもある。

    この小説を読んで、産科を取り巻く厳しい状況を初めてよく知ることができた。最近では、医者は儲かるというよりも、勤務状況の過酷さの方を聞くことのが多かったが、この本を読んで更にその認識が強くなった。

  • 大学病院の産科医が主人公の医療ミステリ。
    この手の小説ではなんといっても海堂尊なんだけど
    この小説も舞台が大学病院なだけに似ているね。
    岡井崇も現役の医師でこれが初めての小説とのことで
    サクサクは読めたけど登場人物が海堂作品と比べたら薄っぺらな感じ。
    勤務医の薄給での激務ぶりや産科医の実態などはリアルだけど
    エンターメント性はいまひとつかな。

    大学病院の先生たちはたいへんなんだなー
    うちの辺りも産科の看板降ろしちゃってる医院も多いし
    産科医不足って深刻なんだなー
    っていうのはわかった。
    医者が書く小説が訴えたいことってこの辺りになるんだろうな。

  • 医師の視点で現場の不条理を社会に伝えようとした小説。医師が読むと胸がすくかもしれないが、それ以外の人にはいいわけがましくみえてしまうかもしれない。。。。。かな

  • ラスト部分が浮いちゃった感じで
    そこまで非常に興味深く読めたので残念っ

  • 専門性・メッセージ性が強い小説だった。ストーリー自体はありふれた印象を受けた

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