Y氏の終わり (ハヤカワ・ノヴェルズ)
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★3.38
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みんなの感想・レビュー・書評
全く新しい視点からタイムトラベルをとらえているという点でも興味深い、非常に変わっていて面白い考え方の物語だった。
図書館で借読。
こういう設定は大好きだ。
呪われているという伝説の古書をめぐってのお話。
最後まで気になって一気に読めた。
「呪われている本」を手に取った主人公が、他の生物の意識に入りこめるようになる。
科学なのか哲学なのかファンタジーなのか…難しかった。キャラクターが個性的なので最後まで読むことはできたが内容を理解できなかった。不完全燃焼。
もう少しシンプルなストーリーでも良かったかな。あと、翻訳に気になるところがあったのが残念だった。でも、それなりに刺激的で楽しめたので、いつかメモ帳片手に再読しよう。
こういうのは嫌いじゃないです。
物語が動き出すまでがちょっと冗長な気がしますが、あとは一気に読ませます。
扱ってるテーマは哲学的で本気で考えるとかなり難しいですが
ストーリーは純粋にエンターテイメントとして楽しめます。
サヴァンの子たちの役回りには少々苦笑いしつつも、まあ小説なので。
気持ち的には星3.5くらいなのですが四捨五入で(笑)
大学院生のアリエルは、指導教官のバーレムが行方不明になったことに戸惑う。バーレムしか研究していない19世紀の作家ルーマスの研究のために大学に来たばかりだったのだ。
しかも大学の研究棟が地下の構造のために崩落。
もう存在しないと言われた奇書「Y氏の終わり」を入手したアリエルは、人の思考の中に入り込む事が出来るようになるが、謎の人間に脅かされ…大学の研究者達や、独り身の私生活の描写がやけにリアル。
ミステリ的要素もある途方もないSF、哲学的ともいえる展開で驚天動地。
この本は、麻薬です。危険極まりないけれど、一度身をゆだねたらその奇妙な心地よさから抜け出すことは困難。まさしく本書のトロポスフィアさながら、この本そのものが麻薬的な魅力を備えています。 わたしは、翻訳者を目指していながら、翻訳書は苦手でした。翻訳の文章の硬さというか説明的な表現のせいで作品世界に入り込みづらいから。この本も、読み始めた頃は表現が気になってしまい、なかなか集中できなかった。一文... 続きを読む »
読みずらい、しかし何故か最後まで読めてしまう不思議な本です。
精神世界の描写はイメージにぴったり・・
新聞書評で絶賛されていたので読んでみた。多宇宙解釈、ビッグバン、ハイデッガーなど、登場人物が色々と語るが、ペダンチックで上滑りな印象しか残らないし、ストーリー的にもまとまらない。どうとでも取れる話。(あらすじ)読む者が全員死んでしまう呪いの本、「Y氏の終わり」をたまたま見つけた主人公アリエルは、そこに書かれてあるホメオパシーの秘薬の処方を知る。レシピに従い、調合した薬は、飲んだ者の意識を他の人・動物の意識にジャンプさせる力を持っていた。秘薬の力を追い求める元CIA職員に命を狙われることになるが、ネズミの神様が出てきて一命を取りとめる。ネズミの神様の依頼で、20世紀初頭にジャンプし、実験用マウスの祖先を助け出した後、アリエルは恋人のアダムとともにさらに時代を遡り、樹木が一本生えている庭園(エデン?)にたどりつく。






