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この作品からのみんなの引用
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新たなITの最も良い点は、ただ一人の所有者や権威者がそれを支配することができないということだ。それは選択肢を広げ、世界中の知識をあらゆる人の戸口に届けるパワーツールなのだ。ITが貧しい経済に導入されれば、より広い選択肢と新しい人間関係を造り出し、豊かな人々と貧しい人々との間に昔からある一方向の関係性は、貧しい人々も対等な立場を持つ多次元的でグローバルな関係性に置き換えられるのだ。
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遅かれ早かれ、ソーシャル・ビジネスが打ち出した社会的便益に関する主張を監視するための証明会社や監査法人が設立されなければならないだろう。
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資本主義の構造を完全なものにするために、私たちは人間の多次元的な本質を認識させられるような、別の種類のビジネスを導入する必要がある。~中略~新しい企業はソーシャル・ビジネスと呼ばれるかもしれない。企業家たちは、限られた個人的な収入を得るためではなく、特定の社会的便宜を追求するために、ソーシャルビジネスを設立するであろう。
みんなの感想・レビュー・書評
人間の心と行動は多様だということには同調するけれども それが必ずしも利益追求の競争ゲームに勝つことと その余力を慰みの施しゲームに興じてしまう二段構えだけだとは言えないと思う もしも本当に支配と搾取がもたらす矛盾に気付くならば 必ずや搾取につながる余剰利益と生産物の独り占め行為から足を洗うはずだ そうなっていない二束のワラジ状態に甘んじていることは 明らかに自分をごまか... 続きを読む »
人の思いやりと自由市場の力学を融合させ、社会問題を解決する新しい企業、「ソーシャル・ビジネス」とは?
その壮大な構想と巧みな実践を情熱豊かに綴っています。
〔所蔵情報〕⇒ http://kusv2.lib.kagoshima-u.ac.jp/cgi-bin/opc/opaclinki.cgi?fword=11108059380
貧困層の社会的基盤の構築により2006年のノーベル平和賞を受賞したグラミン銀行の成功は、男性にお金を渡さないデメリットより女性にお金を渡すメリットを優先させて信頼と責任を管理できる仕組みをつくったことにあった。ユヌスは新しい資本主義の本質は無限の利子を投資家に還元するのではないと世界銀行の経済観を痛烈に批判、相互扶助に基づく自律した小さな社会の信頼関係に投資するマイクロクレジットを開発。この投下資本の回収を行うものの株主への配当を行わないソーシャル・ビジネスを提唱し、サブプライムローンを招いた金融商品への投資と区別した。本書はそのソーシャル・ビジネスのモデルがIT分野にも適用できるものとしていくつかの提言を行っている。
【内容】SBの祖ユヌスの本。ユヌスの論じるSBは少し定義が狭いが、その考え方とか熱意を知るには良い本だと思う。どうしてマイクロファイナンスを始めようと思ったのか、彼の描くVisionは何なのか、ぜひ読んでみてください。
【文責】高須
社会的企業(アショカ財団で有名なビル・ドレインなどはこっち)とソーシャル・ビジネスの違い、人に簡潔に説明できます?できなければ必読です!
「人の思いやり」と「自由市場の力学」をどう融合さえるのか?
ソーシャル・ビジネスの将来展望を読むと、ワクワクしますよ。ノーベル平和賞受賞するのも納得。
新鮮なおどろきと、未来への希望に生きるこれからの世代への糧となる一書だと思いました。
マイクロファイナンスでのご経験を通され、
「ソーシャルビジネス」という言葉を広められた功績は多大だと思います。
尊敬する方のお一人です。
p.31 何が問題なのだろうか? 自由企業のイデオロギーに基づく世界に本物の挑戦者はいないのだろうか。そして、なぜ自由市場は多くの人々をつまずかせるのだろうか? より一層の繁栄に向かって進む国もあるというのに、なぜ世界の多くの国々は後にとりのこされてしまうのだろうか? 理由は簡単である。現在の自由市場は、社会問題を解決するためにあるのではないからだ。むしろ、実際には、貧困、病気、汚染、不正... 続きを読む »
人を、人の行いを信じること。それがソーシャル・ビジネスにおいて一番大事なことかもしれない。自由市場で言われるCSRは確かに利益の最大化と反するところもあるし(もちろんやらないよりは素敵な考えだと思う)、会社の目的を利益ではなく社会貢献に持っていく考え方は全うであり、人間の内なる希望を刺激する新たな企業(起業)となる可能性を秘めていると感じた。社会貢献を何かできないかと考えていることもあったので、ソーシャル・ビジネスじゃないにしても、何かしら自分がやるべき答えを探そう。
じーっくりじーっくり読みました。
しっかり読みこんで、しっかり考えたい本。
死ぬほど真剣だし、死ぬほど考えている。
この人ももはや、社会企業家の枠でとらえきれないレベルです。
是非、読んでみて下さい。
マイクロクレジット(無担保少額融資)で農村部の貧しい人々の自立を支援する手法で、バングラデシュの貧困削減に大きく貢献し、2006年にノーベル平和賞を受賞した、ムハマド・ユヌス氏の著作。 株主の利益の最大化ではなく、社会的利益の最大化を目標とする「ソーシャル・ビジネス」により、会社を持続可能にする収益を保ちながら社会貢献ができるという形態で、CSR(企業の社会的責任)や慈善事業とは異なる概念... 続きを読む »
グラミン銀行の創設者が貧困撲滅への取り組みや方策について論じた本。発展途上国などで見られる貧困をいかにして無くしていくかといった著者の取り組みや考えは非常に興味深いものだった。
友人がグラミンの学生代表として働いているので興味が出て読んでみた。 ユヌスが語るなかで一番興味深いことが、人間の本当の特性である。従来の経済学の理論は人間性について、根本的に単純化しすぎたイメージを描いているとユヌスは述べる。そのイメージというのが、あらゆる人間は利益を最大にしたいという願望で純粋に動機づけられるといものだ。ユヌスはこれは人間の本当の特性ではないという。 彼が言う人間の根深い特... 続きを読む »
貧困のない世界を創るにはソーシャルビジネスと呼ばれる社会的な利益を考えている企業が必要だと言うこと。そしてこの世界ではどういう企業がそういう事を行っているのか。本書ではグラミン銀行から展開される様々なビジネスについて触れられている。 これを読んだことにより、自分でもやってみたいと思うことがありました。それは「ソーシャルストック市場」というものです。今、世界には多くの営利企業のためのマーケット... 続きを読む »
【自分のキーセンテンス】
世界の総所得の94%は、40%の人々にしか行渡らず、残る60%の人々は、世界の総所得のわずか6%で生活しなければならない。
世界人口の半分は1日あたり2ドル以下で生活している。
一方でおよそ10億人が、1日あたり1ドル未満で生活している。
Social Businessの存在は、お金とは別の意味で豊かな生活を求めている学生やその他の人々に、もう一つのキャリアと人生の道を与えるものになるだろう。
Social Businessは慈善事業ではない。
Social Businessは自己持続的である。
この本は、
Social Businessの重要性と、
Social Businessがもたらす、もたらした新たな経済学の考え方を与えてくれる。
ソーシャルビジネスは利益を発展投資に費やす仕組みのため、手元に収益の入らないビジネスであることを知る。最初はなかなか受け入れられなかったということは想像しやすい。こういう仕組みづくりを人として造ったユヌス氏は本当にノーベル平和賞に相応しい方だと思った。また、ヨーグルト会社のダノン社の社長さんのご理解は、見習いたいと感じた。人を見る目というか、ユヌス氏の考えにほぼ賛同し、全てを任せるという姿勢は、資本主義を超えた次ぎの時代の何かを感じた。グラミン銀行の仕組みがうまく回り始めるまでの苦労と仕組みを確立させるための知恵は努力の結果だと感じた。
アショカ財団やバングラディッシュの現状など知識もつきます。
(2009/10/9再読終了)うーん、やっぱりスゴイ。ソーシャル・ビジネス・ファンド、是非実現して欲しいものである。
(2009/1/25読了)今まで何冊か貧困に対する”傾向と対策”を語る本を読んだが、どれも先進国の側からの援助ほ方法論の域を出ていなかった。が、本書は途上国自ら発展する方法論。「貧困のない世界を創る」方法として著者が提唱する方法論は、ソーシャル・ビジネス。利益を最大化することを目的とする従来のビジネスではなく、原価は回収しつつ(あくまでビジネスであって慈善事業ではない)、利益は全て社会の発展のために配分する。
貧困は、不完全な経済システムのせいで生まれたものである。
人は月へ行きたいと思い、月へ行ったように、
貧困は受け入れ難いものであると認めれば、無くす事ができる。貧困は仕方ないものと受け入れている事に問題がある。
ノーベル平和賞を受賞したムハンマド・ユヌスの本。今では常識となったマイクロクレジットの発明者です。
新しい社会の仕組みが作れそうですね。

県立図書館。





