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みんなの感想・レビュー・書評
物語の出来としては★3つ程度の普通の作品。ただ、私の理想とする世界(社会的通念を捻じ曲げてでも演繹を貫き通す世界)が、私の価値観の通りに描かれているところが素晴らしい、というか驚かされた。この作品の舞台は新興宗教であるが、確かに演繹の絶対性は宗教の絶対性に通じると思う。ゲーデルが現れなかったら、ヒルベルトは「現代数学の父」を超えて、後世において狂信的な数学教団の教祖に祭り上げられていたかもしれない。
ところで、数学的帰納法は演繹の一種であり、帰納の一種ではないことに注意されたい。(帰納では証明を構成できませんから!)
20100814
かなりの長編に加えて、謎というか事件に絡む様々な論理のややこしさに頭が痛くなる。読むのになかなか体力が必要だったけれど、オチはかなり微妙だった。途中まで登場人物の心情描写などにある程度力を入れておきながら、この終わり方は何なのだ。
カルト教団の「死の連鎖」論理は例えば死刑制度の是非などのメタファーなんだろうか? しかし所詮宗教者が考えること……と突き放してしまいそうになり、誰にも感情移入できない不安定の中を泳がされる。途中からは大したどんでん返しがあるわけでもないし、ミステリとしても微妙だったなあ。ただ、途中に出てくる廃墟の描写は興奮した。嵐の夜に、倒壊寸前の廃墟で浸水を避けて卓袱台並べた上に眠る……危なすぎるだろ!笑 でも魅かれてしまう。
宗教と数学の組み合わせが意外だったけど、確かに親和性あるなー。この殺人の動機(?)はすごいけど、やっぱり題材が宗教だとどうしても共感しづらいので、全体的にはインパクトのない作品になってしまう気が。
カルト宗教団にまつわる謎解き。
ピタゴラス学派に基づいているので、なんでも数字換算していく宗教。
その宗教の教えは解釈によって無限殺人連鎖が秘められている。
将来が怖い。
小難しそうなタイトルにやや敬遠気味で読み始めたのですが。予想したほどに「数学的」でもなかったです。推理の過程が「数学的帰納」ってやつなのかな。そのへんがいまいちよく分からなかったりするのですが。ミステリ好きなら、数学が嫌いでも読めます。
殺人連鎖、という言葉に惹かれたのですが。これって「連続殺人」という意味ではなかったんだなあ(まあある意味連続殺人のようなものでもあるけれど)。カルト教団に固有の「殺人連鎖ルール」がポイントとなっていて、この部分を巡る推理過程が面白くってどきどき。ラストで一気にカタルシス、というよりむしろ、こまごまとパズルを積み上げて完成させるような面白さのある作品でした。
ちゃんとした感想を書くには集中して読まなさすぎた...。
正直何度も頭ん中に??が乱舞する
有り様だったので作品の醍醐味としては
半分位しか理解してないかも...。
とにかく謎が多すぎるっちゅーの(笑)。
にしては最後まで読みきったし、理解が足らずとも
それなりに楽しんだってことは作品として
優れてるんじゃなかろうか?
単純に作中に散りばめられた数字や
カルトに纏わるトリビアだけでも十分面白かった。
タイトルからして、「数学的」だと思わせておいて、実は宗教がらみ・・・
その宗教がピタゴラス学派に基づいて、活動していたから、このタイトルが付いたと思われるが、実際には無理やりこじつけている感じが・・・
内容も単純な内容をわざと難しく、難しく書いているようで、理解不能。
主人公の勝子、篠田のキャラ設定もいまいちで・・・
どこに焦点を当てたかったのか、最後まで分からず、一番印象的だったのは篠田教授の「線で分割された平面は最低何色あれば、隣合わない色で塗りつぶせるでしょうか?」と言う説明でした。
本文とは何の関係もないけど。






