ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 下

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制作 : ヘレンハルメ 美穂  岩澤 雅利 
  • 早川書房 (2009年7月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152090492

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 下の感想・レビュー・書評

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  • ミレニアム3部作、最終巻。
    すばらしかった!!前巻ではリスベットが病院に軟禁されてあまり活躍できなかったのですが、
    下巻は体力も回復し、ミカエルや弁護士のアニタ、アルマンスキーを味方に裁判で勝つための情報を「リスベットなりの手段」でどんどん集めていく。
    間に挟まれたエリカのSMPでのひと悶着もかなり見ごたえがあります。

    裁判での精神科医テレボリアンに対するアニタはめちゃめちゃかっこよかった!
    アニタが今までほぼ無能のように振舞っていたが、実は戦略だったと気づいた敵陣の反応は見もの。

    そして、ラスト。
    物語は収束し、細かな謎が残されたまま、作者夭逝のためここで打ち切り。
    あとがきでもあったように、リスベットの双子の妹の謎や、リスベットの莫大な資産の行く末、
    ミカエルとモニカ、エリカの今後の展開など、まだまだ続きが読みたい一読者としては歯がゆいです。

  • 途中読み飛ばしたくなるようなひどい目にあったリスベットですが、最後はちゃんとこうなって爽快。警察にも理解者がいて良かった。弁護士さん大活躍ですし。
    長くつ下のピッピと呼ばれるのをすごく嫌がっているけど、リスベットはピッピ系のヒロインに間違いないね。
    最後サルと仲良くなってるし(笑)

  • ミレニアム三部作の最後、たっぷり満喫しました。法廷での闘いもとても面白く、いろいろなミステリの形が楽しめる作品だったと思います。
    第一部を思い出すと、登場人物たちそれぞれの変化も感慨深く(特にリスベット!)、ずっと読み進めてきた読者としてキャラクターに愛着を感じました。解けてない謎もあり、続きがもう読めないのが非常に残念…。あとは、ハリウッド版の映画化が楽しみです!

  • 続きがよみたかったけれど、作者がなくなっているということで残念。ミステリーではないと思うが、裁判の弁護とか読み進めるのが楽しかった。

  • 読み終えて。このミレニアムシリーズは間違いなく今年読む本の中でも三本の指に入る傑作と思える。数々の登場人物の洞察力と分析力と迅速な行動力には感銘を覚える。もちろん著者にも。シャワーを浴びて珈琲で一息ついたら自分の仕事をしよう。











    映画も観たけど、ミカエルがもう少しセクシーだったらと少し残念に思った。

  • 年末年始にかけてようやく三部作読了。
    世界的な評価を受けるだけの面白さは充分あると思いました。閉鎖的な島と一族の中で起こった猟奇的な犯罪事件に始まって、スパイ小説の要素と社会問題を絡ませた推理劇を挟み、最後は法廷サスペンスで締めるという幅広い娯楽性。
    面白くない要素を見つけるほうが難しいのでは、と思う読み応えでした。
    といっても先に映画を見て大まかな流れと結末が分かっていたので、無謀な徹夜はせず落ち着いて読めましたが。
    映画三部作が原作の面白さを損なわずにあのボリュームを上手くまとめてあることも再認識。

    読んでいて気づいたのは、どうしようもない馬鹿な男は絶えず登場するけど、どうしようもない馬鹿な女はほとんど出てこないという点。
    何をもって馬鹿と見なすかは読む人の価値観によって違いますが、出てくる女性たちは立場や職業は違えど、たいていが賢く、勇気があって、誠実な「戦う女のヒーロー」なので、この小説は虐待される女性の擁護という意味合いだけでなく、スティーグ・ラーソンの女性賛歌でもあるのかなぁ、と。
    何にせよ同性としては実に胸のすく思いで読めましたが(笑)

  • いやはや…読み終わりたくなかった。もうリスベットと会えなくなるから。3部はスパイ物と法廷物が合わさった感じ。おもしろい!!
    作者が急死し、続きが読めないのが本当に悲しい。(あ、でもストーリーとしてはきちんと終わってます)

  • 狂卓の騎士達、皆んな素敵!
    エリカを助けるリンデルが良い。
    ここにも一人闘う女がいます。
    刑事さん達も好きだけど、権力の後ろ盾のないスサンヌ・リンデルも泥臭くて好きだぁ。
    そして、弁護士アニカ。裁判を終え、リスベットとの別れの場面がグっとくる。
    パルグレンの裁判での姿。
    そして、リスベットのお金の管理をしているマクミラン弁護士の
    背中を押す一言。
     これで、終わりだなんて、なんて勿体ないんでしょう。
    ミカエルを部屋に迎え入れるリスベット。あなたの周りには、あなたを好きな人達がたくさんいるって、もう分かったよね。
    私も大好き。そして、リスベットに、いつか、自分が幸せだと感じるてほしいと願います。

  • 読み終わってしまった!

    読みたくて、読んでしまいたくなくて。
    でも、
    リスベット・サランデルに会いたくて。

    至極、平たく、クサい言葉で言ってしまえば
    『君はキミが思っている何万倍も愛されてるよ』
    そんなオハナシ。
    (実際はそんな生易しいものではなく、かなりな壮絶、ですけど)

    それでもpart1の時とは比べ物にならない程、開いていく彼女にくすぐったい気持ちで「ブラボー!」と言いたい。

    けど、彼女の傷は完全に癒えたりしない。
    誰の傷だってそうなのだから。

    だからそのままでいい。
    リスベット・サランデル。
    ずっと尖ってて、突き抜けてて、
    野性動物のようにしなやかで凶暴に生きていてほしい。

    永遠に。

  •  宿敵と対決し、自らも重症を負い、手術・入院を余儀なくされたリスベット。しかも、憎い相手と同じ病院、同じフロア…再び悪夢がよみがえる。
     リスベットが病院のベッドに釘付けにされてい中も、彼女を再び葬ろうと画策する公安警察特別分析班の面々たち。悪魔の手は、ミカエル率いる「ミレニアム」にも及ぼうとしていた。
     一方ミカエルは、リスベットの無実を信じ、彼女を救い出そうとする仲間と極秘裏に連絡を取り合おうとするが…

     ついに第3部となりました。
     第1部が密室ものミステリ、2部が警察小説・サスペンス、3部がポリティカル・サスペンスとあとがきにあったけれど、本当に各部とも読ませてくれます。
     特に今回は、悪VS正義の構図がはっきりしていて、感情のアップダウンが激しく、特に法廷シーンは思わず身体がふるえるほどでした。(入り過ぎ)
     ここで終わってしまうのかと思うと、本当に残念。リスベットが好きになってきたのにな~。
     とりあえず、これで平和な日常が戻ってきました。やれやれ。

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