- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152090591
感想・レビュー・書評
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映画化されるので再読してみた。10年前読んでいるはずなのに全く内容は覚えていない、訳が酷いのかまるで面白くないもう少し文学的に訳せないものだろうか、未来の予想も外れすぎでしらけるだけ、これを映画化するには大幅に作り替えねばならぬだろう、最近のこの手の邦画はほとんどが失敗作なので心配だ。
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猫が出てくる小説ということで読んでみたものの、猫はほんの少しでしたが、小説時代がタイムトラベルのような感じで、日常の猫の行動を通して締めくくるラストが絵で思い浮かぶような綺麗さで面白かった!映画化されるそうで、楽しみです。
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図書館で。
新訳が出てるなら読んでみようかな~と思ったんですが、旧訳の印象が強く残ってるのであまり…という感じ。というか昔、原書で読んだ気がするからそれもあるのかな。
感じの悪い女性が、”Why,Darling!"を連発していたのをなんとなく覚えております(笑)
というわけでお話自体はしっかり覚えているので懐かしいな~という感じで読み終わりました。やっぱり学生時代ぐらいに読んだ本ってしっかり記憶に残ってるもんだな。この頃読んだ本はすぐに忘れてしまうというのに… トホホ。 -
SFの名著として評判が高いのは知っていたが,初めて読んだ。現代でも十分読むに耐える作品。流石と言っていいと思う。
タイムスリップパラドックスに言及したのは多分この作品が初めてだったのでは? -
sfの傑作とも呼ばれる本作、今の時代ではわりとありふれた話で意外性や新鮮味はなかった。だが、本が出版された年などを考えると、後世にとても影響を与えた本なのだろうと思う。
タイムトラベルものにつきものの「タイムパラドックス」について、それは起こらないだろうと考える主人公、映画の名作「バックトゥザフューチャー」とは違った考えなのが面白い。 -
SF作品の名作とされる本書。
最初の方は???だったけれど読み進めて行くにつれて、話にどんどん引き込まれていく。
コールドスリープとタイムマシーンで、ついに幸せな人生を取り戻すダン。知略とあきらめない気持ちさえあれば、人生は何度でもやりなおせる。そんな明るい気持ちにさせてくれる名作だった。 -
なんか、陳腐な設定だな・・・と思って読み進め、読み終わってから気がついた。これが、古典、これこそがタイムトラベルの原点なのか。そう考えると、ずいぶん前に書かれた小説にしては今でも古臭くない(読んでいるときは古くさーと思っていたのに!ごめん)話であると思った。
あと、善人が多すぎると思った。主人公もいいやつだし。ふつう、突然降ってわいた人間をそんなに信用しないって。 -
夏への扉は、中高生の頃、福島正実さんの訳で読んで以来、30年ぶりに読んだ。話の面白さは変わっていないが、名作中の名作だけに話のプロットは色々なところで換骨奪胎されて利用されているような気もする。当時は関心なくて気付かなかったが、主人公が特許出願するシーンが極めてリアル。例えば、特許請求の範囲を広く取ろうと四苦八苦して、結局弁理士を雇った、とか・・。こういった細かいことにも意識を配って、小説を書いていたハインラインの気配りに感心した。