数学で読み解くあなたの一日

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制作 : 田淵 健太 
  • 早川書房 (2010年9月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152091598

数学で読み解くあなたの一日の感想・レビュー・書評

  • 並。数学嫌いの文系人間にとっては、「Σ」なんて記号が出てくるだけでウザいからねえ。この手の内容(「数学って実は面白い」とか「数学を知らないと損する」とか「数学で世の中回ってる」とか)について読みたいのであれば、「その数学が戦略を決める」(イアン・エアーズ著。文春文庫収録)をリコメンドします。

  • 図書館で借りた本。日常に関連する数学の話を作者の生活に沿って紹介していく感じの本。
    単位の話のフィートとかポンドは日本人にはあまり馴染みが無いので、微妙にイメージしにくいのが残念。
    著者は12章のビートルズの内容を一番書きたかったんだろうなと感じた。
    12章は着眼点は面白いけど、数学や音楽の専門用語が飛び交っていて、ちょっと読みづらかった。

  • 宝くじや迷路の解き方、ゲーム理論、ネットワーク、暗号、芸術、音楽などなど、いろんな分野を数学で考えることができるんだよ!という内容の本。

    「数学はすべてに対する答えではないかもしれない。それでもなお、私たちを楽しい旅に連れていくことができる。」

    この一文にこの本のすべてが表されているように感じた。
    とにかく読んで楽しい本でした。

  • かなり難解でした。

  • 「少しの数学の知識があれば、遠くまで行ける」

  • 10月8日 第11回 大崎図書館チャンプルで借りました!
    個人的には星五つなんですが、
    数学嫌いな人は読めないですねf^_^;)たぶんさらに数学嫌いになると思います。
    数学好きな人のジョーク本(ジョークではないけど笑)として読むといいと思います♪

  • 飲み会のあと、時間待ちした書店で購入。そうでなければ買っていたか微妙。あまりくすぐられず、附箋も6箇所止まり。マイクロフォン特性がカージオイドであることは意識していなかったし、日本人好みに題材を料理できた気がする。

  • 作者の数学と音楽と奥さんへの愛が溢れんばかりでなんだか読んでて幸せです。単純にしてこの上なくエレガントな証明を見せられながら『数学とは単なる計算以上のものだということだ.洞察であり、創造的な考え方なのだ』とか言われたらそりゃ興奮してしまうというもので。
    でも一番熱く語られているはずのコードのところはわからないので読み飛ばしましたごめんなさい

  • 数学者であるジェイソン氏によって書かれた本で、生活に関連の深い内容を数学的な見方をすればどのようになるのか、また、数学をどのように楽しんで使うことができるかについて書かれています。

    数学者ではありますが、エレキギターを弾きこなす人のようで、楽器や音の話はかなりマニアックな内容で、音楽を専門にやっている人には興味深い内容なのだと思います。

    私がもっとも感心したのは最初のほうに書かれていた、単位換算を間違えなく行う方法(p31)でした。経済学でよく使われている、ゲーム理論や、少し前に話題になった「ロングテール」等についても解説があり、興味を持って読ませていただきました。

    また、完全5度の音程でハーモニーが生まれるというのは、カラオケにも応用できると思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・単位換算時において換算係数を選ぶポイントは、単位がうまく約せる方である、例として、11インチ=11インチx(2.5cm/1インチ)=11x2.5/1cm=27.5cm(p31)

    ・換算係数が使える大前提として、最初の単位で測った量がゼロなら、二つ目の単位で測るときもゼロであること(p48)

    ・飲酒は肺がんと高い相関があるかもしれないが、飲酒が肺がんの原因である結論にはならない、飲酒と肺がんが、喫煙という(飲酒の根本原因ではない)要素が相関している可能性がある(p100)

    ・秘書を選ぶとき、もっとも多いのは、最良の候補者を選ぶことを狙わず、許容できる最低ラインを越えている最初の候補者を選ぶ(p150)

    ・ある製品に対して、何を持って一人分とするかのガイドラインが無いので、食品会社は独自の一人分の量を決めることができる(p204)

    ・返済を続けながら元金を払うことが非常に重要である、毎月同額の支払いをする金額:Kには利息(r:月利)はつかない、これを式で表現すると、K(1+r)^59+K(1+r)^58+...+K=元金に60回の支払いの間にたまった利子を加えた額=元金x(1+r)^60となる(p234)

    ・年利が10%だとすると、5年後の100ドルは、現在は62ドル程度の価値しかない、(1+0.1)^5x A=100において、A=62ドルであるから(p238)

    ・適当な2つの素数を選んでかけ合わせた素数は、その2つを知らなければその素数を素因数分解するのに非常に時間がかかる、この仕組を暗号に利用している(p247)

    ・会計で扱われる数の集合における最初の行の数字の分布は、特定のパターンに従うとされているので、会計検査官は数が改ざんされているかどうかを知るために、それを利用する(p251)

    ・黄金比の逆数は、黄金比から1を引いて得られる数である(p262)

    ・元の弦の半分の長さの弦をかき鳴らすと、正確に1オクターブ高く、元の音と完全に調和する音がでる、3分の2の長さの弦ならば、完全5度と呼ばれるもう一つのハーモニーがある(p277)

    2010/12/12作成

  • 資料ID: W0159569
    請求記号: 410.4||B 77
    配置場所: 本館1F電動書架C(千葉)

  • 日常を過ごすうえで実は知らず知らずに数学を使っているのだ。
    っていう話。
    内容は陳腐。この手の本なら腐るほどある。

    算数から確率などなど
    理系の人が読んだら物足りないと感じるかもしれない。

    ただし、数学と音楽という章は筆者独自で目新しい。
    数学と音楽について、数学の専門家が考察した本を私は知らないので、今後是非読んでみたいと思った。
    古代ギリシャでは数学と音楽も調和を目指した同じ学問であると聞いたことがあるが・・・

    ビートルズのギターのコードを解析する前に、書くべきことはたくさんあるのではないだろうか笑
    次回は、このテーマで一冊書いてほしいと思う。

  • 一日を過ごす間に、私たちはどれほどの数学に接しているか、という話。あくまでも易しい話だけしかしない、と決めているらしく、本当に読みやすかった。
    最初に出てくる換算の話は小学校の算数だし、グラフのトリック、統計や確率、ロングテール、ネットワーク、素数と、およそ数学の面白くて私たちの日常に役立つ(素数はそうでもないか…)部分だけを持って来てるので、算数・数学苦手だったひとにも全然大丈夫です。
    最後の、ビートルズ『ハード・デイズ・ナイト』の出だしのギターコードをどうやって弾いてるのか探す話、これが一番の読みどころではないかな。まさにコード(暗号)を解析しているようです。

  • 数学とか数字に関する頭の部分を使わずに楽しく読める本。

  • 次元解析という数学の分野があることをはじめて知った。
    単位を約分して求める単位を確認する方法は目からウロコ。

  • 本書「数学で読み解くあなたの一日」は、数学者でもあるギタリストによる、数学の弾き語り。なにしろタイトルからしてシャレである。原題"Our Days Are Numbered"は直訳すると「我々の余命は数日です」。「われわれはもう死んでいる」「人類終了のおしらせ」といったところだ。シャレ込みだと「おまえはもう数でいる」といったところだが、さすがにこれだとスベりすぎ。邦訳題は無難ではあるが、無粋でもある。もう少しがんばって欲しかった。


    目次

    番号札をお取りください
    みんなの換算教室
    一つのグラフは千の言葉に匹敵する
    統計の話
    数独はいかが?
    確率、決定、恐怖の要因
    ロングテール、あるいは逃さなかった話
    ネットワーク、名声、偶然の一致
    素数でインターネットバンキング
    自然、芸術、フラクタル
    セックス、数学、ロックンロール
    数学にできること
    謝辞
    訳者あとがき

    P. 170
    それは「役には立たないが魅力的な問題」(「パリス・ヒルトン」問題と呼びたいもの)の一つだった。
    「パリス・ヒルトン」問題www微分可能性フイタwww

    本書にはこうした表現が無数に--いや、本書は高々有限なのだから多数--ちりばめられている一方で、数学語を控えつつ数学を説明している。

    P. 163
    この小さな曲線は多くの美しい性質を持っている。たとえば、どこにも滑らかなところがないにもかかわらず一つにつながっている。
    著者がえらいのは、表現をこれで留めていること。

    数学者であれば、つい「連続なのに微分不可能」と言ってしまうのではないか。

    本書が取り上げている問題は、昨今の数学啓蒙書からさほど逸脱しているわけではない。それは目次を見ても伺えるだろう。数学好きな人であればもしかして食傷しているかも知れない。また囚人のジレンマか。またフィボナッチ数か。またコッホ曲線か…


    A Hard Day's Night
    The Beatles
    しかし、本書の最終章に登場する問題は、どうか。

    The Beatles の地位を不動のものとした、 A Hard Day's Night の、一度聞いたら二度と忘れない、あの最初の「ジョヮーン」がどのように弾かれたのかを当てるというのは。

    それが、目次の右にある楽譜である。以下からお借りした。

    How Math Unraveled the ‘Hard Day’s Night’ Mystery | Listening Post
    本書の魅力が、そこにある。数学啓蒙書なのに、数学者自身による「新譜」がきちんと入っているのである。

    本書は数学書における「ゾウの時間、ネズミの時間」である。同書を楽しんだ100万人以上の人は、楽しめるはずだと弾言しておく。

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