- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152092533
感想・レビュー・書評
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人は1人では生きられない。必ず誰かと関わり縁を結んでいるもの。死んだ瞬間だけ切り取って孤独死だとか無縁だとかそんなことはないんだ。とは言え、孤独死よりも伏龍作戦の方が気になったな。
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重い話だ。私にとっては孤独死よりも
戦争の話がきつかった。いつも、きっちり避けていたのに
たまたま読んでしまった。
やっぱりつらかった。最後はよかったのだけれど。
戦争の話は苦手。 -
鏑木蓮作品初読み。
自分も孤独死の可能性高いよなとか冷静に考えてしまったわ(笑)
文体とか考えたらもっとほんわかした作品書いて欲しいなと思う作家さんかな。。。 -
しらない町、消えた村。
そこに行ってみたい。 -
映画監督志望の青年が主人公のお話です。
アパート管理のバイトをしていた彼が出会うある老人の孤独死から物語が始まります。
ミステリーの様な展開(実際作者はミステリーも執筆してるようだ)から人生のあり方や人との繋がり方について進んでいき途中ホロリとする場面も。
戦争(第2次大戦)についても語られていますが、やっぱりあれはいけないよね。世界平和を切に願いたくなりました。
この話の中に主人公も含め映画好きが3人出てきます。
ぼかぁ映画ってそれほど感銘を受けないのでその点だけが感情移入できなかったかなぁ。
でも読んで損はないです。 -
一人だけど一人じゃない。いろいろ考えさせられました
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孤独死した老人の遺品の8mmフィルムに残された映像を追って行くうちに明らかになる意外な事実。
と書くとミステリのようだが、「人はみんな誰かとつながっている。孤独のようで、実はひとりじゃないんだよ」ということを伝えてくれるお話。