始まりの母の国 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

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著者 : 倉数茂
  • 早川書房 (2012年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152092885

始まりの母の国 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)の感想・レビュー・書評

  • ジブリを見ながら寝たらみちゃった夢のようなお話。ファンタジーゲームの世界の印象。詰め込みすぎて散らばっちゃった感じだけど、神話的で面白かった。戦う前に終わっても良かったのにね。1冊をかけてこの本のあらすじを読んだような気がする。完全にジブリってゆうシーンがたくさんあってそんなつもりはないのかもしれないけど、ジブリじゃん!!って思ってしまったわ。

  • 女だけで子供を生む国。
    そこへ男が・・・そして戦争。
    何の話だったのか・・・。

  • 私、このテのテーマが好きなので、面白かったです。

    壮大な抒情詩…みたいな感じにしたかったんだろうな~とか、
    原始の話しだから血と肉と・・・って感じなんだろうな~とか、(←この辺りは不快だった)
    話にハマることなく、ちょっと引き気味で読んだけど。
    でもね、悪くない。面白かったです。

    最初とっつきずらくても、内容はさして深くないので、
    サササーーーっと読めちゃいます。

  • 修飾が、というか語感・みための硬さ(漢字、熟語)が。比喩おおいわけではないのに、婉曲な印象、「なるべくシンプルに」が身上ではなかったか。…あ、「〜ように」直喩さえ結構言ってた。

    「女しかいない」国で「娘」とか「彼女」とか言うかなあ、てとこが言葉の弱さ、甘さだ(語り手が「翻訳」してるならともかく)。それは「漁(すなど)る」とか「飽食し」とか言ってた分だけ跳ね返ってよく目立つ。…逆に、女だと明示しないやり方もあったか?

    27最終行、急。

    懸念当たり、はじめて使われるときに〈男〉とカッコ書きされているけど…。

    41、記憶無事か。「作者も」説明できず名乗って従順に、「呑みこみの速い」都合よさに走った「ように」見えるなあ。
    直喩暗喩の多用のわりに、妙なとこは慣用句、つうか掘り下げない、のは気になる。

    58「子供」とは。娘とまた別?

    87と97で髪色変わってしまってるし(涙)先生…。

    175ついにめげた。裏表紙にあるような、ソアの訪れは「幕開け」でなかったかんじがしてしまう。実際は関係あるのだけど、どうしてそう見えてしまうかというと、ソアが(生い立ちもあってか)完全に「こちら側」におり葛藤が見えないから、だと思う。

    倉数作品の世界観はすごく好き。ジブリファンとかばくばく取り込めるのでは。前作『黒揚羽の夏』思えば、今作もこんな紙幅じゃまったく足りなかったと思われるよ。せっかくの修飾をもっと、言葉単位でなく小エピソードで読みたいのだ。それが大きいストーリーを巻き込んでほしいのだ。いまの私の気持ちは、原作ファンが映画化したそれを見たあとのモヤモヤに似ている。

  • 女性だけで繁殖し、生活する世界。そこで主人公エレクが出会った一つの変化から始まる、安定した世界の変化を描いた作品。
    あらすじで言えばそんな感じだが、イマイチ世界観が入ってこない。きちんと描かれてはいるんだけど、何というか、厚みがないというか。
    最後のクライマックスもやや盛り上がりに欠け、そのためエピローグへのつなぎにも満足感が足りない。
    が、全体的には読みやすく、悪くはないです。

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始まりの母の国 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)の作品紹介

女たちだけで暮らすある島。そこでは、すべての始祖である「始まりの母」以来、単性のみで代々生殖がおこなわれるという独自の生態系のもと、外界から隔絶された時間が流れている。島に生まれ育った娘エレクは、漁の手伝いで海沿いの村をおとずれた際に謎の漂着物を発見した。人間に似ているような、しかし、自分たちとは確実にどこかが異なる物体。どうしてこの島に流れついたのか?エレクは、自分の村にこっそり"それ"を持ち帰る。これが島全土を襲った悲劇の幕開けだった-すぐそばにある異世界を、俊英が独特の筆致で鮮やかに描いた奇想譚。

始まりの母の国 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)はこんな本です

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