官能と少女

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著者 : 宮木あや子
制作 : 今井キラ 
  • 早川書房 (2012年7月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152093073

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官能と少女の感想・レビュー・書評

  • 嶽本野ばら氏を彷彿とさせるファッション×ロリータ×中二病×エロスの世界。

    痛々しくて脆くて甘ったるくて、胃もたれします。無理やり強いられた関係すら、自己防衛の本能は都合良く変換してしまうのかね。幽遊白書の躯を思い出しました。

  • 異端な場面廃退的なイメージ
    溺愛すること 洗脳すること
    現実的な異次元の話
    いつのまにか少女は大人になった

  • 官能と少女というタイトル通りの作品。
    耽美で甘美。幻想的でもあって、狂気も滲む。

    表紙がどストライクで即買いしました。
    可愛らしい表紙なのにタイトルは「官能と少女」……
    これはぜったい私好きだ。と確信しまして。

    えろいです。えろいというか、ほんとに官能の世界。
    きれいな言葉。官能的な描写。痛いほどの狂気と愛。

    激しすぎる愛は、時に狂気と暴力をはらむ。

  • 精神が健やかな時に読みましょう…。
    どのお話も報われない上に、精神状態が危ういキャラが多いので読んでいて結構ツラいヨ。

    「モンタージュ」の中に「本に殺されかけた」って文があるけど、
    この「官能と少女」もある一部の人に劇薬になる本だと思う。
    猛毒です。
    装丁の可愛さに騙されてはいけない。

  • 春眠。
    岸田があまりにも儚すぎて
    切なくてたまりませんでした。
    うー。
    こういうの、本当に弱い。男子高校生。


    タイトルにあるとおりの少女と官能で
    美しくとても痛くて、好きなんだけどやっぱり痛い。
    性描写より自傷描写が痛かった。
    宮木さんのA面大好きです。

  • メンヘラ感溢れる官能オムニバス小説。
    どれもこれも痛々しくて毒性強め。
    で、読後感もあまりよろしくない…。

    でもひとつめの短編は好きだと思った。

  • 俺はオムニバス/アンソロジーが好きだ。
    もちろん長編の良さも有るが、短編(引き算とか削ぎ落とすとか)がかけてこそのプロの作家さんだと、勝手に盲信してる位だ。

    で?
    オムニバス/アンソロジーが良いと、そこからその作家さんの書籍を読みたくなるのよね。。。


    〜〜〜

    宮木さんの書籍は、そうして手に取った訳で。
    本来なら、読まないと言うか?知らない作家さんだった訳で。


    〜〜〜


    先日テレビで。
    ホストの方、AV男優の方、ナンパのプロみたいな方が、揃って同じ事を言ってた。

    『ちょろい女てのは三種です。
    バカな女/だらしない女/メンヘラです!』と。

    過半数に近い男(超えてるか?超えてないか?は分からないけど、過半数に近しい男)らは、本当にその三点に共感賛同できる訳で。。。


    本作は?その・・
    ちょろい】と、世間一般で言われる側の女らの物語です。
    正直、じっとりとした嫌な読後感が広がる物語らでも有ります。

    でも、これは良い一冊に思ったなぁ(●´ω`●)


    宮木さん?
    他にも何冊か?読んでみたく思います。


    エロスは文学である!
    〜同感です( ^ω^ )( ^ω^ )( ^ω^ )

    本作、素晴らしかった(*´ω`*)♡

  • まあまあ強烈
    メンヘラ感すごい
    でも文字に落ちてて おもろい

  • 最初の短編が面白かっただけに、他の短編がもうちょっとどうにかならなかったのかな?
    ちょっと残念。

  • 和泉ちゃん関連の話はよかった。
    保健室登校の男子生徒の詳細を知りたい。

  •  タイトル通りの官能と少女。
     大人になってから使う少女という言葉には、どこか痛みを伴う。少女趣味や回顧主義に近いようなそういうもの。
     もう少し軽い言葉だと女子だろうか。

     女子って年齢かよ!少女って何だよ!と突っ込みたくなるような、性的に搾取される女子ら……なのだけれども、なんだろう、弱者というよりは、選び取る強さもあるような無いような。

  • 短編6本収録。

    どの作品も性に対してちょっと歪んでいる感じ。
    あと主人公がみんなどっかの世界に意識がいっちゃってるような。

    読み終わった後、スッキリ感よりモヤモヤ感が残る。

  • 2010年代の嶽本野ばらって感じだ

  • 宮木さんの本はこれで3冊目ですが、見事にどれもこれも全く違いますね。
    仕事系、時代系ときて、これは官能系でしょうか。
    エロティックというより、生々しく思春期ならではの鋭さを持って描かれたこの作品、痛々しさすら感じさせます。

    粘液とか血とかいっぱい出てくるもので、ちょっと生理的に受け入れ難かったものの、挿絵と相まって1つの世界を作り上げているのはさすがです。

    この作家ならこんなテーマ、こんな作風とはっきりわかる作家は安心して読めますが、こんな風に型にはまらず多方面に筆を走らせる作家さんもすごく興味深くて、次は一体どんな作品だろうと手に取るのが楽しみになります。
    幅が広い分当たりもあれば外れもありそうですが、まだまだこれからも読んでいきたい作家さんです。
    残念なのは地元図書館にはこの3冊しか蔵書がないこと。次は大きい図書館に行くか、購入するか。
    どちらにせよ、また必ず読む作家さんであることは間違いないです。

  • 官能と少女、愛情と狂気、などなど、相反するようで裏表のような、そんな世界を可愛くも恐ろしく書かれるなあと思った。やっぱり宮木あや子作品はすき。

    「春狂い」のような雰囲気が多かったので、いつものお耽美系やお仕事系がすきな方にはイマイチかも?

    装丁はとてもすてき。

    2015.01.25

  • 後味が悪かった。須藤の話は好きだが、夫の話などは正直微妙な気持ちになった。

  • この本を読んで、本当の美しさとは狂気の中で生まれると改めて思った。
    われわれの記憶は自分に都合良く改ざんされるが、この本の主人公には、狂気の中でそれを為す。そしてそれは美のある意味の高みを示している。
    主人公のひたむきさは、人に感動を与えるものだが、これは次元を逸してしまっている。ひとつひとつの描写のリアリティが半端ないところが、読者を谷底に落としてしまう。
    文章の終わりの「余韻」の素晴らしさは特筆すべきである。今までは知らなかった文学の楽しみ方を教えてくれた。

  • 歪んだ性に生きる女性達( 少女を含む)を描く短編集。
    痛くてざらついてます。
    読後感は悪いかな。

  • 眠ることは死ぬことに似ている。

    物語を読むことが辛くてできなくて、ノンフィクションしか読めない時期があるのはなぜなんだろう。

  • 行き帰りの電車の中でさらっと読了。
    宮木さんの小説は歴史ものは好きなのだけど、一人称のですます調になると急に文章が素人くさく感じる。
    内容もレイプだの自傷だのロリータ(?)服だのばかり出てきて、ワンパターンというか面白いとは思えなかった。
    でも「光あふれる」だけはちょっと興味深かったかな。
    アイドルにハマるひとってこういう心理なのか~と。

  • 3時間強で読んだ。

    タイトルの通り官能小説なのだけれど、官能の除いた人間の中身のドロドロのお話がスンバラシイかと。
    むしろ、情事シーン抜きでこの内容、このタイトルにした方が面白かったのかもしれない。

    特に「美しい顔の男を『夫』にした女」(章のタイトルは忘れたのでアマゾンの商品説明より引用)はちょいジャニオタのわたしにはぞくぞくして仕方なかった。
    少しミステリー感覚で読めるし、人間の奥底のドロドロを目にしてしまう。

    自分がある程度純粋だという自覚のある人は読むべからず。
    傷つく人は傷つくかも。
    そんな人はそもそもタイトルで選ばないか。

    余談。
    これを読んでいるとき母に「たくさん本を読んで偉いね」と頭なでなで付きで褒められたのだが、内容が内容だし、しかも情事シーンで罪悪感が半端なかった。
    カアチャン、ごめん。
    しかし、昔はこのぐらい普通に読んでいたのに、最近よっぱどダラダラしていたんだなあ(湯呑)。

  • 読むのが途中でしんどくなった。ざらつきが残る終わり方で、後味がよくない。ざらざら。

  • ★3.5
    女の情愛なんて醜く汚い。
    男の性愛の醜さが一層それを引き立てる。

    女の情愛性愛の汚らしさを描くのがこの人は上手いと思う。
    きれいな描写で醜いものを描いている。

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官能と少女の作品紹介

淫靡な宝石に恋する女、自らの幼児体型を哀しむ養護教諭、美しい顔の男を「夫」にした女、おじさまに「連れ去られた」少女、眠り姫という綽名の病んだ女子大生。恋の痛みと愛の毒が満ち溢れる、R‐18文学賞受賞作家が描く6つの純粋な欲望。

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