竜との舞踏 1 (氷と炎の歌 5)

  • 早川書房
4.07
  • (15)
  • (16)
  • (12)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 146
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (534ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152094056

作品紹介・あらすじ

〈氷と炎の歌⑤〉それぞれの思惑を胸に、ティリオン、クェンティン、〈鴉の眼〉らは、三頭の竜と女王デナーリスが君臨するミーリーンをめざす……ローカス賞受賞の大河歴史絵巻、三カ月連続刊行

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 前巻の続きではなく、前巻と同じ時間軸で違う場所での話。前巻に比べ、登場人物が少なく、あまり混乱しないで読み進みることができた。またまたドラマとは違う展開でビックリ。

  •  非常に長らく待たされた第5部。4部と同じ時系列なのですが、うっかり忘れていて、ジョン・パートにジリとサムがいたりマエスター・エーモンが生きていてびっくりでした。

     そして、もう大物は登場すまい‥‥と、思っていたんですが、ここに来てまさかの超大物新登場!しかも1部からの登場人物に絡んで来ております。

     前巻の「乱鴉」が権力を手に入れてそれを振りかざす事により破滅するサーセイの物語ならば、本巻は権力を手中にしたばかりに権力者故の孤独と為政者としての苦悩に苛まれるジョンやデナーリスの物語として、対照的に描かれております。
     権力を持つ者と、それを巡る様々な思惑が二重三重に絡む様子が描かれているので、本巻ではその全容がまだ掴み切れません。
     内容は各キャラの顔見せとポジション確認位です。
     次巻以降の展開に期待しております!

     それにしてもやたら難しい漢字を使い過ぎてるような‥‥食べ物の名前とか、昆虫とか、カナでもいいと思うんですが。
     あと、「大兵肥満」はやり過ぎでは?
     原文ではシンプルに「Big Man」なんだから「大男」や「巨漢」程度でよかったと思います。

  • 氷と炎の歌シリーズ(読んだコトないです)の新刊だ、、、

    早川書房のPR
    「〈氷と炎の歌5〉それぞれの思惑を胸に、ティリオン、クェンティン、〈鴉の眼〉らは、三頭の竜と女王デナーリスが君臨するミーリーンをめざす……ローカス賞受賞の大河歴史絵巻、三カ月連続刊行」

    既刊
    1 七王国の玉座
    2 王狼たちの戦旗
    3 剣嵐の大地
    4 乱鴉の饗宴

    氷と炎の歌
    http://www.hayakawa-online.co.jp/SOIAF/

  • 4巻の裏番組。
    奴隷の国にとどまるデナーリス編
     成長著しいドラゴンの子たちを扱いあぐねる様子
    壁のジョンスノウ編
     スタニス王と対峙しながら壁の向こうの脅威に備える
    流浪のティリオン編
     合流した一行は死んだはずのターガリエンの王子だった
    概ねこの3軸。
    ターガリエンの王子、ドーンの王子、烏賊諸島の新王それぞれデナーリスを手に入れようと目論んだり、シオンくんめっちゃかわいそうだけどお前自業自得なとこあるじゃろとなったりします。

    ドラマ見返してみるか…と思ったら、もうアマプラの無料からは外れてた。

  • 先に読んだ家人から、物語が動かなくてつまらないと聞かされてたけど、読んでみるとこれがまた様々な物事が絡み合い、事実が明らかにされていく中で、今後の伏線が貼られているようで、なんとも贅沢な作りになっていた。確かに事象としては動きが少ないが、駒は十分に揃っていて、動き出すのを今か今かと待っている状態だ。ただこの第5シーズンはあと2冊控えているので、この後どうなるかはわからない。さっそく中巻を読み進めるとことしよう。

  • 表紙はデナーリス。ダーリオのこと、もう忘れてた…解説ではテレビドラマのことも詳しく書いてくれています。

  • 第4部を分割したという5部の始まり。
    相変わらず長いが、面白い
    短い章立てなので読みやすい。

    人道派の女王の悩み。
    ティリオンの道行き

    461ページに、友人の「鏡」→「鑑」だろう。
    相変わらずルビの多い翻訳。
    だんだん誰が誰か分からなくなってくる

    新しい地図も登場

  • シリーズ第五部①


    時系列としては、乱鴉の饗宴と並行した時期におこった物語。


    デナーリスは相変わらずミーリーンの統治に苦戦している。「ハーピーの息子たち」と名乗る集団がデナーリス側の人々を夜な夜な暗殺し、奴隷解放に反対する自由都市の勢力が続々とデナーリス包囲網を築きつつある。そして、願っていたはずのドラゴンたちの成長なのに、デナーリスでさえドラゴンを抑えきれなくなってしまっている。


    ヴァリスの手によって、キングズランディングを脱出したティリオンはペントスのマジスターイリリオの元に身を寄せる。
    そこでデナーリスの軍師になっては?と提案された彼は傭兵グリフとその息子、半メイスター、セプタなどの謎の集団と共にヴォランティスへ向けて河を下る。


    また、デナーリスの元には、ドーンのプリンスクェンティンも商人に身をやつして向かっている。


    壁では総帥となったジョンも苦難の連続だ。
    スタニスの要求をうまくかわし、野人たちを抱えこみ、ナイツウォッチたちを統制していかねばならない。


    何より驚いたのは、今作で新たに現れたグリフたち一行。
    ウェスタロスが戦乱が続き荒廃していく中、他の大陸では正統な後継者としてデナーリスに希望を見出す者が続々と彼女の元へ向かう。
    そして、皆が王座をめぐるゲームを繰り広げている間にも冬はどんどんと近づいてきている。
    まだ壁より北にある脅威について知っているのはスタニスと壁にいる者たちだけ。
    あとは、伝説の話だと誰も信じない。
    そんなことしてる場合じゃないのに、とハラハラしてしまう。

  • 7月5日読了。図書館。

  • ティリオンのその後!気になってました。
    父親殺しという、欧米系によくあるテーマですがティリオンが鬱々としすぎておらず、減らず口のままなので安心しました。
    ぜひともダニーの味方になってあげてほしかったなぁ。
    <若きグリフ>では、読者にとってはやっぱり思い入れが少ないですよね。
    ジョンにも味方が欲しいところ。がんばれジョン。

全21件中 1 - 10件を表示

ジョージ・R.R.マーティンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×