みずは無間 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 240
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152094209

感想・レビュー・書評

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  • 「それとも、あいつを探すべきかもしれない。並行世界の壁をぶち破り続けているあいつ、<デコヒーレンス派>の俺。あいつに聞いておけばよかった。別の世界に逃げ込んで、このけたくそ重い情報を。身軽な自分を探す旅に出る方法を。」


    ずっと気になってた。
    読んで見た感想としては、
    人工実存としてのSFの部分は、完全に思考実験的なもので、情報とは何かとか考えてたりするのだけれど、
    一方、みずはとの思い出の部分に関しては、
    みずはが就活してたりとか糖尿病になったりとか 変なリアリティがあったりと、なんか不思議な作品。
    とりあえず、主人公のうじうじっぷりが、いいよね!
    面白く読めました。

  • 面白い!
    ほぼ独り言で思索的な話なのに、ここまで引き込まれるとは。
    あてもなく何千年も一人でいればそんなもんかもなあ、と思う。

    みずはの記憶がうっすらと哀愁を添えていて、切ない。

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