スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術

  • 早川書房
4.17
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感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152095428

作品紹介・あらすじ

世界のエンジニアが支持するプロジェクト運営法「スクラム」。その生みの親が、あなたのチームで今すぐ実践する方法を解説。住宅リフォームから宇宙船の開発まで、あらゆる現場に革命が起きる!

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!
    変化が大きいかつスピーディーな世の中。迷ってる間に周りが進みすぎる。
    随時確認しながら、どう?って相談しながら仕事を進めれること幸せだと思います。
    私の会社もスクラムを取り入れて、変化が起きているから勉強しようと思って読みました。
    この本に書かれている事はシンプルだけど、簡単にはいかないんだなーと、自身の会社が全ては上手く行ってないことも感じました。

  • スクラム発案者の本。
    著者の経歴が凄まじい。
    戦闘機パイロット -> 脳神経学を勉強 -> 開発マネージャ

    異色の経歴だけあって、スクラムはあくまでも方法論であって、エンジニアリングのためのツールではないことが実体験を通して解説されている。

    住宅の設計から料理まで、いろいろな分野で活用できると学んだ。

  • 仕事に幸福感を感じる事は凄いことだと思う。
    スクラムを導入することで、コミュニケーションが増え
    無駄を省く点が満足間を与える部分があるかもしれない。普段から自分の範囲のみで仕事をしてれば、抜けや漏れに気づかず進めてしまう。
    全員の仕事の見えるかができれば、アドバイスもできるし、各自の成果が見えて厳しくなるかもしれないけどチーム全体にとっては問題点が見えて改善しやすくなると思う。小規模チーム向けのスタイルなので組織へ導入する場合、全体を統括する人の能力が次第。
    日本の官僚的な組織に導入すると中間管理職以上の人から既得権を守る為に猛反対を受けるのは間違いない。

  • アジャイルなシステム開発手法の一つ、スクラムの提唱者の一人によるスクラムの実践的なガイドと理解した。

    ストーリー仕立てで、スクラムのイベントや役割の重要性を学べて、とても参考になった。

    スクラム公式のガイド、本書、自身の経験を比較しつづけて、自身のプロダクトマネジメント力の強化につなげたい。

  • 300ページちょっとだが、内容は理解しやすい(しかし、実践できるかは別問題)
    スクラム方法論はネットで検索すればすぐに見つかる。
    そうして、デイリースタンドアップ、スプリント、少人数チームを形式的に導入したところで「スクラム」になるのだろうか?
    スクラムをフレームワーク的に扱うのではなく、重要なのは、内面的な部分である。
    スクラムの方法論のみは簡素に知りたいのであれば、本書はおそらく適さない。

  • 2022/12/30

  • # スクラムの作成者による“スクラム”

    スクラムの共同開発者の一人である、ジェフ・サザーランド氏による”スクラム”。

    本書を読むことで、スクラムの役割、イベント等が、このようなかたちになっていことが理解できる。スクラムで表現されることを外側をなぞるだけではわからなかったことが、本書でわかるようになる。
    特に印象深かったのは、以下の点である。

    ■目指すチームはオールブラックス

    > ハカを踊り相手サイドに攻め込むオールブラックスの映像を見て考えた。なぜこうなれないのか。こういうスピリットを持てないのはどうしてか。私たちは単なるいいチームではなく最高のチームを目指していた。
    (”第四章 時間”)


    ■元々、プロダクトオーナーという役割がなかったが、チームの仕事が思いの他進んでしまい、サザーランド氏がバックログを書く時間が間に合わなくなったため、必要に迫られてプロダクトオーナーという役割を追加した、とのこと。
    (“第八章 優先順位”)

    ■理想のデイリースタンドアップミーティングは、アメリカンフットボールのハドル

    > ミーティングについてときに見受けられる問題が、デイリースタンドアップを個人の進捗報告の場にしてしまう点だ。(中略)効果的なアプローチとしてはフットボールのハドル〔訳注 次のプレーを決めるために選手がフィールド内で行なう作戦会議〕に近い。ワイドレシーバーが「あのディフェンシブラインマンに困ってる」と言うと、オフェンスのブロッカーが「こっちで何とかするよ。俺がラインを崩す」と答える。(中略)チームの勝利を導くために何をすべきか、短い時間で協議するのが目的だ。この「勝利」はスクラムでいえば「スプリントを計画どおりに終了する」ことだ。
    (”第四章 時間”)

    ------
    本書は、スクラムに関する、一段深い理解を与えてくれるのは間違いない。一通り、スクラムを学んだら、次に読んで欲しい一冊である。

  • スクラム開発を体系的に書いている
    手元に置いておきたい

  • 取り入れたいですね。

  • 図書館で借りて読んだけど、手元に置いておきたくて、後から購入。スクラムの生まれた背景知識を知ることで、スクラムについての理解が深まりました。

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