Comic M 早川書房創立70周年記念コミックアンソロジー〔ミステリ篇〕

  • 早川書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152095930

感想・レビュー・書評

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  • 『Comic M 早川書房創立70周年記念コミックアンソロジー〔ミステリ篇〕』を読了。高橋葉介氏の「顔」、オカヤイズミさんの「そしてみんないる」、 小原愼司氏の「そして誰か居なくなった」、 宮崎夏次系氏の「と、ある日のわたしとタケル」が良かったかな。

  • どちらかといえばオカルトやファンタジー方面に傾いている感じで、
    「ミステリ」から推理系を想像しているとちょっと肩すかしです。
    作家さん陣は結構な顔ぶれなので、読み応えはありますが、
    「70年分の謎・トリック・名探偵」かというと違和感がありますねー。

  • "「なるほど
    先生も君くらいの頃はイマジナリーフレンドがいてね
    見えなくなった時はやっぱりさみしかった」
    「そういうんじゃありません…」"[p.157_と、ある日のわたしとタケル]

    「夢幻紳士 [出張篇] 座敷鬼」高橋葉介
    「顔」高橋葉介
    「ホームズくんの秘密」小道迷子
    「ホームズ君の一日」安西水丸
    「ソーイウキミハ」古川タク
    「ホームズ君の依頼人をさがせ!」横山えいじ
    「彼ら」いしかわじゅん
    「壊れているか…」たがみよしひさ
    「幽霊執事 番外編 そして誰もいなくなったりしない」坂田靖子
    「そしてみんないる」オカヤイヅミ
    「愛の街角」腹肉ツヤ子
    「そして誰か居なくなった」小原槇司
    「犬か勘定しきれません」池下沢中也
    「ティンカー、ライラー、ソルジャー、スパイ」矢寺圭太
    「心地よい場所」シモダアサミ
    「性なる侵入」石黒正数
    「魔法ショジョタイムちゃん その2 時流家の怪事件」吉富昭仁
    「と、ある日のわたしとタケル」宮崎夏次系
    「夢幻紳士 [営業篇] Come Mad and Go -さあ気ちがいになりなさい-」高橋葉介

  • ナニコレ、ガッカリ。

  • 70周年記念と大きく出た割に良くも悪くも力の抜けた作品多めで、読後の充足感はちょっと厳しい。営業篇とふざけたタイトルに反して真っ当な高橋葉介、バカミスを極めんとする石黒正数、くだらないことを丁寧に描く吉富昭仁、はっとする大ゴマの宮崎夏次系作が印象深い。

  • ミステリーを主題としたコミックアンソロジー……だけど、どこがミステリーなのか? あくまでミステリーを「題材にしている」だけなので、話自体はまったくミステリーではない。どの話も短く、あまり力を入れて描いている感じがしないのでマンガそのものがおもしろいということはないが、ちょろっと読んで絵柄やシナリオ的に好きな作家さんを発掘するのにはちょうどいい本かもしれない。しかし、よほど物好きでない限り、新品で買う必要ないだろう。

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著者プロフィール

1956年、長野県生まれ。77年「江帆波博士の診療室」でデビュー。『夢幻紳士』『学校怪談』、『もののけ草紙』などのシリーズで人気に。独自の「怪奇幻想マンガ」を描き続ける。

「2023年 『魔実子さんが許さない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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