ドラッグと分断社会アメリカ 神経科学者が語る「依存」の構造

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制作 : 寺町 朋子 
  • 早川書房 (2017年1月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152096678

ドラッグと分断社会アメリカ 神経科学者が語る「依存」の構造の感想・レビュー・書評

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  •  自分の人生に照らし合わせて、著者がドラックとどう付き合ってきたのか、赤裸々に書かれている。
     著者がドラックにのめり込まなかった理由の一つにクールである事。バスケットを優先していたことが書かれていた。なかでもいかにクールであるかを追求する記述に興味深さを感じた。
     学問を進めるに当たり、言葉の壁にぶち当たる記述にはハッとさせられた。日本では高校進学率が高いと思われるが、アメリカではどうなのだろう。ブクログ登録者は文字に触れ、知らず知らずにあるレベルまで言葉を吸収しているので、学問に入るときに言葉の壁にぶつかることはないと思う。アメリカの学習格差を知った本だった。

  • クラック・コカイン、粉末コカイン、ヘロイン、マリファナ、覚醒剤、などなど色んなドラッグの話題が出てくる。
    マウス、ラット、サルを使った動物実験、人間を使った実験の結果など。
    ドラッグのなかにはコカインのように明らかな離脱症状(禁断症状)が出ない薬物もある。
    著者のカール・ハートは神経精神薬理学の分野で論文を発表してる黒人の教授で、黒人の視点から、黒人社会に浸透したドラッグがもたらした作用など、社会学的な視点もある。
    黒人の彼がコロンビア大学に入って、学問の世界で地位を築くにつれ、白人社会の中で神経をすり減らした事なども書いてある。
    アイヴィーリーグの名門校ですら、未だに、黒人差別が存在するんだ。

  • 薬物の動物実験とかたまにニュースで見る機会があるが、ネズミがフラフラしてたり、ヨダレたらしたりしているのは思い出せる。
    しかし、どんな薬をどんだけ与えて、それは人間に置き換えるとどういうことになるとかあまり注意してみたことない。

    普段生活していてスルーしてしまいそうな部分に気づかせてくれる一冊だと思う。

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ドラッグと分断社会アメリカ 神経科学者が語る「依存」の構造の作品紹介

アメリカで薬物の過剰摂取による死亡者が増え続けている。厳しい取り締まりで防げないのはなぜか。薬物の人体への影響を調査し、さらに貧困や人種差別などの社会の分断と依存の関係を丹念に検証。「人生を棒に振る」ことを強いるのは薬物か、社会の不公正か。

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