ドラッグと分断社会アメリカ 神経科学者が語る「依存」の構造

  • 早川書房
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本棚登録 : 75
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152096678

感想・レビュー・書評

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  •  自分の人生に照らし合わせて、著者がドラックとどう付き合ってきたのか、赤裸々に書かれている。
     著者がドラックにのめり込まなかった理由の一つにクールである事。バスケットを優先していたことが書かれていた。なかでもいかにクールであるかを追求する記述に興味深さを感じた。
     学問を進めるに当たり、言葉の壁にぶち当たる記述にはハッとさせられた。日本では高校進学率が高いと思われるが、アメリカではどうなのだろう。ブクログ登録者は文字に触れ、知らず知らずにあるレベルまで言葉を吸収しているので、学問に入るときに言葉の壁にぶつかることはないと思う。アメリカの学習格差を知った本だった。

  • 薬物の動物実験とかたまにニュースで見る機会があるが、ネズミがフラフラしてたり、ヨダレたらしたりしているのは思い出せる。
    しかし、どんな薬をどんだけ与えて、それは人間に置き換えるとどういうことになるとかあまり注意してみたことない。

    普段生活していてスルーしてしまいそうな部分に気づかせてくれる一冊だと思う。

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