自分の人生に照らし合わせて、著者がドラックとどう付き合ってきたのか、赤裸々に書かれている。
著者がドラックにのめり込まなかった理由の一つにクールである事。バスケットを優先していたことが書かれていた。なかでもいかにクールであるかを追求する記述に興味深さを感じた。
学問を進めるに当たり、言葉の壁にぶち当たる記述にはハッとさせられた。日本では高校進学率が高いと思われるが、アメリカではどうなのだろう。ブクログ登録者は文字に触れ、知らず知らずにあるレベルまで言葉を吸収しているので、学問に入るときに言葉の壁にぶつかることはないと思う。アメリカの学習格差を知った本だった。