- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152097354
感想・レビュー・書評
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ミレニアムに名を借りた別物と言っていいのかも。
リズペットもミカエルもハッカー共和国も確かに存在するのだけれど、微妙にキャラクターが変わってきているような。
設定も面白いし、各人物の相関関係もちゃんと連続しているのだけれど。
リズペットは葬儀で故人を悼むスピーチは間違ってもしないよね?
本作は此れに尽きる。なんか皆良い人になってしまってる。
スティーグラーソン時代はリズペットと其の周辺は反体制派だった。言い方を変えればアウトローだった。
面白くないわけではないよ。でもなんとなく違和感。
「ドラゴンタトゥーの女」読み返したくなります。 -
面白いんだけど…今回も面白いんだけど…
前回ほどの大満足感はない。
リスベットが普通の人っぽくなっちゃって、何だかな〜と。前作までは成長だと微笑ましく思えてたんだけど。
でも何だかんだ言っても新作が出たら読みたくなるし確実に買っちゃうな。次で終わるみたいだから期待してる。 -
【ミレニアム5 復讐の炎を吐く女】
一卵性双生児もの。異なる環境で育っても生き写しのような存在になること、どのくらいあるんだろう。そのあたりの研究をまとめた本、あるのかな。気になる。そういえば学生時代にそれらしき姉妹がいましたが、見分けつかなかったな。
本作ではリスベットの"大"活躍はなく、ミカエルその他周辺人物を中心に物語は解決の方向へ。その分リスベットの過去に迫るような内容へ。”ドラゴン・タトゥー”の由来も明かされちゃった。
パルムグレンは亡くなってしまいましたが、最後のリスベットの演説は要らない〜。表面的には、もっとドライであって欲しい。
ちょいちょい特捜部qの登場人物とごちゃごちゃになっちゃってるから、視覚的な整理が必要。映画で要確認。 -
面白いです。3部作単位にすると2部は中だるみしやすいのかな。回収しながら種を蒔くのは難しいのかな。リスベットが社会性を身につけ出してる。ちょっと寂しい。女性問題提議が薄れてる。女性同士戦わせるのもいいんだけど、その分物足りない感が出たのかなぁ。でも面白いです。面白いんですよ。リスベットには6巻までと言わず、活躍し続けて欲しい。
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ドラゴンタトゥーの秘密がわかった。リスベットを支えた人とリスベットの心の炎が燃え上がる。
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さらに駆け足で。やっぱり最強。引き継ぎも完了だな。