ルビーの谷 (ハリネズミの本箱)

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制作 : はまの ゆか  赤尾 秀子 
  • 早川書房 (2004年7月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152500243

ルビーの谷 (ハリネズミの本箱)の感想・レビュー・書評

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  • 今まで読んだクリーチの作品はどれも良かったし、これはカーネギー賞受賞ということで、まずハズレってことはないだろう、と思って読んだのだが…。
     ダラスとフロリダという双子の孤児とティラーとセアリーという60代の夫婦の物語が、絡み合いながら同時進行するというのは、『トレッリおばあちゃん』『めぐりめぐる月』と同じで、クリーチ節だなあと思うのだが、いくらひどい里親ばかりに引き取られて、大人が信用できず荒んでいるとはいえ、この双子のやることも言うことも、可愛げが全くなく、なかなか感情移入できない。老夫婦の方はひたすらいい人で、夫はちょっと双子をうとましく思うときもあるが、妻の方はどんなことをされても決して怒らずあわてず、優しさを保っている。いい人すぎて、こちらにもついていけない感じ。さらに夫婦の隠し貯金を盗もうと画策する孤児院の院長夫婦が、漫画に出てくる小悪党って感じで、悪党としても人間としても魅力がない。儲かりもせず、子どもが好きでもないのに、なぜ孤児院を経営しているのか不思議でならない。
     Zという男の描き方も中途半端で、いい場面も多いが、納得できずに終わった。私が今まで読んだクリーチ作品の中では、一番つまらなかった。
     なぜこれがカーネギー賞なのか。
     ついでに言うとはまのゆかの絵もひどい。登場人物にも物語にも全く愛情を持っていないことがひしひしと伝わってくる。特にティラーとセアリーがひどい。俗世間を離れて、野山を歩き回り、木彫りをして暮らしている人たちが、こういう体形はしてないだろう。こんな体形ならそもそも川下りも山登りもしない。非常に丁寧に描いている本もあるけど、これは雑で、やっつけ仕事感がまんまん。
     

  • 原題は『Ruby Holler』。Sharon Creechによる2002年発表作品。

  • ひねくれていてもいい。
    強くたくましく生きてってほしい。

  • 兄弟、兄妹、姉妹、姉弟、色々ありますが、きょうだいっていいなと思いました。そして双子は更にいいなと思いました。大人になっても仲が良いといいなと思います。

  • 孤児院育ちのふたご。いろんな大人たちに正当に扱ってもらえなくて、問題児になってしまったけど、ルビーの谷で変えられていく。そして二人を預かったセアリーとティラーの気持ちにも変化が。ちょっぴりサスペンスの香りも漂って、あたたかい物語に出会いました。

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