小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)

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  • 早川書房 (2010年2月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784153200111

小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)の感想・レビュー・書評

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  • 良書。仕事について真摯に考えるとこんなにムダのない結果になるのか、と驚かされる。「人を雇う」の章はみんなに読んでほしくなる。

  • 刺激的だった。

    書いたのは「Basecamp」などのWebアプリケーションや「Ruby on Rails」の開発で知られる「37signals」の創業者とプログラマーのコンビ。

    「第二稿から最終稿の間に半分のボリュームにした」と言うだけあって、無駄なく端的だが、彼らの姿勢や哲学がみっちりと詰まっている。

    全編にわたって付箋を貼ったくらいだけど、特にグッときたのは「自分が使いたいものを作る」「自身を製品やサービスの一部にする」「経理は部署だが、マーケティングはそうではない」「文化は作るものではなく、発達するもの」あたり。

    ところどころ翻訳が不自然なのは、ちょっと残念なところ。

  • 全ての会社がこんな風になればいいのに。
    逆に言うと、
    普通に働いてて違和感を感じるところを書き出したらこの内容になるって気もする。

  • 「世界が驚異の目で見つめる」、たった16人のメンバーからなるソフトウェア企業37シグナルズ。

    本拠地はシカゴにあるというが、メンバーの半分以上は、なんとスペイン、カナダ、アイダホ、その他5か所に分散しているから驚いた

    「やめたほうがいいものを考える」「ほかのなによりも最悪な邪魔者は会議である」「会議は会議を生み出す」「ワーカホリックは好きで働いているので、効率的な方法を探さない」そして、「外部の資金は最終手段」

    ・・・・etc。

    こうして考えると、まだまだ無駄なことをしているんだなぁと耳が痛くなるが、規模が大きくなり、経験値を積み、軌道に乗ってくると、ほんとうに大事なことや目的を忘れしまうのかも知れない。

    これまでの仕事の常識を次々と打ち破り、不可能を可能にし、大成功を収めた彼らから学べることは、複雑なことをシンプルにしてみることなのでしょう。

  • 投稿者:ともひさ

    著者:ジェイソン・フリード&デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン

    37signals(37シグナルズ)というアメリカ合衆国ウェブアプリケーションを手がけている会社。今は衰退気味だが当初は先進性の高いアプリケーション開発を手がける最先端の企業だった。役員人全員がマサチューセツ工科大出身のエンジニアで採用基準は「マニアックで喋れる奴」

    20名以下の社員で膨大な仕事を請ける。でもなかなか子の会社には発注できない(断られる)人数は一向に増やさず売上だけが伸びていくことでアメリカ全土で注目を浴びた。
    日本で言うフリンジのような質の高いエンジニア集団として注目を受けた。

    この本は僕が人事に異動したときに沼さんから必読書としてされたものですが、今も繰り返し読み直す良本です。成果を出すための組織構成や事業推進における考え方が詰まっている本です。

    エンジニア集団が書いているものなのでデジプロ等で重宝されることが多いですが、ビジョナリーカンパニー2が出る前は越智さんも読んでいたくらい要所にはいいことが書いてあります。是非ご一読を。

    【要点】

    ・会社は大きければいいというものではない。ゆっくり成長して「最適」な規模を見つけよう。

    ・人気があるもの、新しいものに金をつぎ込むのでなく、「変わらないもの」をビジネスの核にする。

    ・私には十分な時間も、お金も、人脈も、経験もないと嘆くのはやめよう。制約は見方を変えれば武器である。そこには無駄の余地はなく、創造性が求められる。

    【今回は「考え方」の本なので概要と自分の仕事に置き換えてを一緒に書きます】

    【要約・置き換えて】

    ◎誰でも、ビジネスを始められる時代

    ビジネスツールや技術は安く、簡単に手に入れることができる。そしてどんどん淘汰される。ひとりで2つ3つの仕事、ときには部署全体の仕事ができる。オフィスは必要ない。時間も別に一人ひとりちがくて良い。自宅でも働けるし、一度も会ったことのない人たちとコラボレートすることもできる。

    成果を挙げるために固定観念を外し、仕事の本質に徹底的に向き合って適正な組織を作ることが大切。

    ◎会社(組織)は小さく、仕事はシンプルに
    長期のビジネスプランは幻想、予想の範疇を出ないという。マーケットの状況、競合他社、顧客、経済など、手に負えないたくさんの要素があるのが事実。計画を作っただけで、実際には制御できないものをコントロールした気になっている。今年ではなく、今週することを決めよう。何かをするずっと前ではなく、直前に決定を下すように。

    ◎決断に関しても、同じことが言える。大きな決断をするのは難しく、変えることも難しい。だが、はっきり決断しないと、仕事は山積みになる。「これについて考えよう」ではなく「これについて決断を下そう」と思うこと。完璧な解決を待たず、小さな決断を積み重ねて前進する。決断に決断を重ねる流れに入ると、勢いが生まれ、モチベーションも高まる。

    ◎そもそも、会社は小さいほうが良い。
    どのくらいの規模にするか、すぐには決めないことだ。ゆっくり成長して最適な規模を見つけている会社の方が良い。(大丈夫かエン!!)

    あせって人を雇うのは多くの企業にとって死因となる。持続的で、利益の出るビジネスを行っている。それのみが企業の誇り。

    ◎時間の長さより、「質」を高める
    仕事への過度な滞在癖は不必要なだけでなく、バカげている。単にたくさん働いたというだけで、仕事上の達成を意味するわけではない。実際には生産的でないのに、義務感から遅くまで居残るような「座っていればいい」というメンタリティを生み出す。

    必要なのは、より良い時間だ。家でやらなければならないことがあればあるほど、人は時間を賢く使い、会社で仕事をする。「何かを終わらせたければ最も忙しい人に頼む」という言い回しがある。

    なんか考えさせられる内容ですよね。エンジニアの思考だともいえますが、考え続けなきゃだめですね。

  • 企業論としてだけでなく、ライフハックものとしても十分面白い。常識とこだわりをばっさり切って説得力があるのがよい。図書館で借りて読んだが、気に入ったら手の届くところに常において、繰り返し読んでコツコツ自分のものにしていくと、大きな差が出るかもしれない。私はそこまでじゃないけど。
    たとえ話がユーモラス。

  • 二回読んでしまいました。
    資金を集めて一気に拡大したり、まだ何も初めていないのに「やらないといけないことリスト」を作ったりすることよりも、まず小さく、そしてやらなくていいことをやらないことに集中することからはじめようと思わされます。

  • 最高におもしろかった。今年の自分の座右の書にしたいくらい。
    自分がいかに今の組織にストレスを感じてるかがよく分かった(笑)
    昨年末に観た、映画「マイ・インターン」の最初のほうで、主人公がコールセンターの電話に自分でガッツリ応対していた姿が目に浮かんだ。あれだよ!ああいう仕事だよ!

  • 成功は次の手段を与えてくれる。成功すれば、何が成功したのかわかり、それをもう一度できる。そして次はもっとうまくやれるだろう。
    予想をたよりにしてはいけない。今年ではなく、今週することを決めよう。次にやるべき最重要課題を見つけ出して、取り組むのだ。
    あなたはひとりきりモードに入らなければならない。一人だけの長い一続きの時間にこそ生産性はもっとも高くなる。カジュアルフライデーのかわりに、ノー・トーク・サースデーを試す。
    小さな勝利によって、良いニュースを出せるようになる。定期的に良いニュースを生み出し続けたいだろう。
    今日の決定は永遠ではない。状況が変わればあなたの決定を変えればいい。決定とは一時的にそうしようということにすぎない。
    もし金曜日にひらめいたら、土日を返上してプロジェクトに専念するのだ。

  • 読みやすくてスラスラ読める。自分の考えていることと重なっている点も多くて、この編のレイヤー出身者なんだなと改めて確認した。余分なものをどう削ぎ落として物事を進めていくか、ということを考え直す事ができる

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小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)の作品紹介

会社は大きいほうがいいなんて幻想だ。今日では誰でも自分のアイデアをもとにビジネスを始められる。高価な広告枠、営業部隊、オフィス、いや、会議も事業計画もいらない。昼間の仕事をしながら、初めは週末の数時間を費やすだけで十分だ。小さな所帯で、シンプルに、迅速に、臨機応変に-それで僕らは成功している。二つの大陸に散らばった十数人のメンバーだけで数百万人のクライアントを抱えるソフトウェア会社37シグナルズは、その優れた製品だけでなく、常識破りな会社運営法でも、業界観測筋の目を釘付けにしている。その創業者とカリスマ開発者が、いまのビジネスに真に必要な考え方を示す。

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