パン屋再襲撃

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163089300

感想・レビュー・書評

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  • 僕が読んだ村上春樹氏の最初の本。
    高校時代(昭和60年代)に読んだ。
    僕は「ファミリー・アフェア」のセリフ回しでハルキの世界に嵌った。

  • 6篇からなる短編集。
    『パン屋再襲撃』他、6篇の短編集。

    『象の肖像』と『ファミリー・アフェア』も面白い。

  • 村上春樹の短編集の中でもかなり完成度が高い1冊。 表題作の「パン屋再襲撃」は非常に馬鹿馬鹿しくて素晴らしい。春樹氏の短編の中でもかなり上位。「象の消滅」も良作。「双子と沈んだ大陸」ではいつかの双子ちゃんと再会。懐かしくてうれしい気分になった。『ねじまき鳥クロニクル』の元になった、「ねじまき鳥と火曜日の女たち」も収録。なんか既視感があったけどこれほぼ改稿なしで『ねじまき鳥~』の第一部第一章になってるのか。この短編をあの壮大な長編にまで膨らました村上春樹は本当に凄い。2010/029

  • 表題作が大好きなんだ・・・。なんというか、糞真面目に不毛で。剣呑なのか日常なのか、線引きがしてないところがまたいい。

  • 「パン屋再襲撃」と「ファミリー・アフェア」がいいなぁ。どれもおもしろかったです

  • パンや再襲撃のパン屋ジャックがたまらなく面白い。

  • 妻が面白い。殺人的な空腹にも関わらず,夫の呪いを見破り、解決策を実行する。これも宝物にしようかと。

著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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