見よ 月が後を追う

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著者 : 丸山健二
  • 文藝春秋 (1993年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (502ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163139203

見よ 月が後を追うの感想・レビュー・書評

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  • ネットランキングのオートバイ小説

  • 本書のテーマは「動く者」と「動かざる者」との対比である。前者を象徴するのがオートバイと乗り手の若者、そして後者のシンボルが八角形の楼台と田舎町の人々である。そして「動かざる者」を支配する権力として原子力発電所が描かれている。

    http://sessendo.blogspot.jp/2012/09/blog-post_7651.html

  • 始終潔い文体。
    粋である。

  • 見よ 月が後を追う

    バイクが自分の乗り手をを語る話。
    お前(主人公)は小さな原子力発電所のある、灯台の下で死の匂いを吐き散らす祖父と2人暮らし。

    バイクにまたがる主人公に、バイクは語る「見よ 月が後を追う」

    文書の一つ一つが詩で出来ている作品(詩じゃないのかも知れないけど、詩のように完成している)私の中で一番凄い作品。

    そして私が月を意識するようになった、元の作品。
    私がいくら頑張って走っても、、いくら頑張っても、、後ろには月が付いて来る。振り払いたくて、又走る。月はいつまでもしつこく付いてきて、私はいつか月を振り払いたいと思います。

    そんな風に感じたお話。

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丸山健二の作品

見よ 月が後を追うはこんな本です

見よ 月が後を追うの作品紹介

原発で精気を失った海辺の町。いわくつきのオートバイ。若者は送電線を辿って、都会へと出奔する-。光と闇の絶妙のコントラスト。疾走感溢れる文体。究極の小説世界を実現した、待望の書下ろし新作。

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