- Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163157108
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
2013/05/25
-
私の中のマリー・テレーズ観が変わった。
初めはすごく苛々したけど、中盤の成長はすごいなぁと思い、でも最後には呆れた。
そんなに根が深いのね。
主人公の真っ直ぐさが泣けた。 -
情熱的で華麗なストーリー。まとめ方もすっきりしていて良かった。
-
ラストに近い場面のフランツの決断(というかエドゥアルトの決断の肯定)が印象的でした。物事にこだわらないというのが彼の属性のようですが,軽く見えてこれはかなり重い。周囲が唖然とする中,エドゥアルトに先導させる場面が泣けます。それにしても,ユダヤ教に改宗しようかとか,帝国も帝位も褒美にやろうとか,彼の本領発揮ってとこですね。
エドゥアルトがあまりに波乱の人生なので,最初から最後まで一貫して変わらないフランツの側近2人になんか癒されました。 -
宝塚星組、しかも柚希さんで上演するというきっかけで読んだ本です。
宝塚では少々話が変わっていたそうですね。
(見たかったのですが、見ていないのです。トホホ)
原作はすごくスケールが大きく話に引き込まれていきます。
主人公、すごい半生ですね、と思いました。
話の流れとしては、途中“え”と思うんですが最後は腑に落ちたかな、という感じです。
余談ですが当時高校二年生の私は世界史をとっていたのでわかる!わかるぞ!とムスカ状態になりながら読みました。ははは。 -
上巻は異常に時間がかかったのに、下巻はあっという間に読んでしまった。
まぁ、図書館から返却を迫られていたので慌ててた、っていうのもあるんだけど、やっぱり文体や読むことに慣れてきたのかな。
結末があまりにも意外でびっくり。
もちろん、舞台のあれはあれで、ないだろ~!とか思ってたので、結末が違うことには驚かなかったんだけど、結局ユダヤ人じゃないとか、どんだけ・・・!
もう、そもそもこの話自体がひっくり返っちゃうようなことが起こっていいのだろうか?
しかも、生きてるのか死んでるのかわかんない結末だしね。
ちょっと、終わり方には不満がありま~す。 -
2010年4月13日
宝塚星組の公演を見て読んだ本。劇より内容が重い内容であった -
ストーリが、昔読んだフランス文学の物語に似ていた。